ヴェルディ、代表、二次元、女子バレー 他
愛媛戦(4th)
2007年11月26日 (月) | 編集 |
必然的でラッキーで、ラッキーで必然的な試合。

J2第47節 東京V ○2-1● 愛媛(味の素)

んじゃまあ、優勝すんべか。


事前の報道・情報だと、やれシウバだ井上平だという名前が「フッキの代役」として上がって来ていて、まあいいけど、どのみちやってみないと分かんないしと薄い感じで受け止めていたんですが、蓋を開けてみたら船越でした。

例の僕の「展望」で言えば、『対抗』案ですね。3-5-2と並んで、個人的に奨めた案。
その肝としては

「基本的な形(4-4-1-1)は維持しつつも、よりある意味では攻撃的/自力のニュアンス」

(シウバや平トップの場合)
「どう考えてもテンション上がり気味になる残り2試合で、具体的に次の相手である愛媛相手に、今更改めてカウンターという構えがちゃんと固められるのかな」

ということにあって、実際始まってみると廣山飯尾の両サイドハーフはいつもよりかなり高めで、結果的にさんざんだった天皇杯HondaFC戦でも高さだけは確実に勝っていた船越に、最初から躊躇なく当ててどんどん押し上げて、湧き上がる攻撃マインドと船越の起用というカードがきっちり噛み合って、正に我が意を得たりという展開。

コメントによるとラモスの船越起用理由は”ディエゴとのコンビネーション”と”勘”ということで、必ずしも僕の論法とは関係無かったようですが(笑)、まあ字面はどうあれそれも含めて最終的にはセンスだと、こういう時くらいはヨイショ&便乗しておこうかと。
少なくとも”悔いの残らないよう、はっきりした意思の感じる選択”コメント欄)ではあったと思いますね。ラモスなりに意識を研ぎ澄ました。論理というのは登攀ルートみたいなものですから、どこを選ぼうがそれはいいという部分はありますよ。

正直言えば船越自身が点を取ることまではほとんど期待/予想してなかったですが(笑)。チームの形として自然だろうと思っていただけで。それはまあ、直に見ているラモスの”勘”などの方ですかね、領域としては。

愛媛のプレゼント的なミスをきっちり点に結び付けた先制点、嘘のように王道的なコーナーからのヘッドでの決勝点、いずれもちょっと上手く行き過ぎという感はありますが、その分他に沢山あった船越のポスト中心に崩したチャンスが一つもモノにならなかったので(笑)、トータルではとんとんかなという。


試合全体としてはこの日もプレスのかかりは悪いまんまで、中盤は立ち往生というか個々人が本能で守ろうとしているような状態で、前節鳥栖戦も決して悪い訳ではなかった愛媛のオーソドックスなサイド攻撃に右往左往。
そこを何とか押し返していたのもやはり攻撃的な試合運びの方で、攻撃が最大の防御というか、危なっかしいことは危なっかしいけれど、少なくともこういう大詰めの試合なら、受けに回るよりは良かったのではないかと。1年それでは持たないですけど。

まあでも勝ち切れたのは愛媛だったからかなあと、思わなくはないですけどね(笑)。再び鳥栖戦も併せて参考にしても、「悪くないけど負ける」ということに愛媛が慣れ切っているというかそういう空気はありますね。
対してウチは勝ち癖、または”負けない癖”を完全に身に付けることに今季は成功した。それが本当に大きな力だった。

勿論土屋を中心に最後のところで踏ん張る守備の力は、この日も健在でした。飛び込んでクリアした土屋が痛がってると、逆に「よし、今日も順調だ」と思ったり。(笑)
いつもは面倒なので(おい)たいていスルーする義成のいわゆる”神”セーブですが、この日はマジに神でした。特に85分過ぎ(オフィシャル参考)のピンチを凌いだ後のコーナーからの流れで放たれた左からのシュートを、防ぐだけでなくキャッチし切ったプレーには、「捕るのかよ!」とまるで捕るのがいけないかのような(笑)突っ込みを入れてしまったくらい、痺れました。

終盤戦はこの人の、”強靭”というよりはむしろ”飄々”と言いたいような、変に緩い/抜けた落ち着きに結構救われた気がしますね。プレーだけでなく、ムード的にも。キーパーがテンパってないというのは大事。上のプレーなんかも、無心さが生んだように見えたんですけどね。


この日の結果で最終節札幌が入れ替え戦に回る可能性が、結構現実的な可能性として見えて来たりして、ヨソ様のことながらマジかよという。京都の方は元々覚悟の上でしょうが、札幌が今更入れ替え戦に回されたら、結構精神的にはマゴつくというか死んだ子の歳を数えたい気分になるんじゃないかなという。
前節ほとんど”最終節を待たずに昇格決定”直前まで行ったわけですし、それ以前に独走→急降下→持ち直し・危機回避というシークエンスを既に終えてしまっているわけで。え?まだあるのという。

だからまあ、優勝欲張っといて正解でしょ?それくらいの勢いが必要だよと、気分的には言いたい感じですが(笑)。いや、純然たる結果論ですけど。
というわけで優勝するぞお。今日は余計な苦言はなし!(笑)


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コメント
この記事へのコメント
昇格おめでとうございます。うちのディフェンス陣がフッキやディエゴを止められるはずないという実利的な面からも、ヴェルディの昇格を心から喜んでおります。過去のうちと大宮の相性から考えても、札幌が一番与し易いかなと思っています。
久しぶりに大野を見ましたが、起点ではなく単なる経由地というか説明しにくい選手になっていますね。伊東テル的な素質もありそうですが、どうでしょうか。
2007/11/27(Tue) 02:43 | URL  | palop #Pe0og0Jg[ 編集]
いや、どうも
つうかどうもpalopさんの文章から、今季ほとんど一度も順位や成績を反映した感情が漏れていないように見えるのが何とも。(笑)
あと毒が吐かれるタイミングが、よく分からなくて怖いです。

>札幌が一番与し易いかな

札幌はトータルで見ると確かに堅いだけに見えるかも知れませんが、終盤ここだという時の得点力はある意味ウチ以上です。しかも得点者が誰それ?という場合が多いので(笑)、初見だと結構厄介かと。
京都の方が色々と普通のチームで、そういう意味では楽かなあと。クオリティ差(あればですが)が素直に出せるというか。

まあ広島の場合はそもそも勝つ気があるのか、得点が失点より多いと勝ちというサッカーのルールを理解してるのかという、そっちの疑問が大きいですかね(笑)、今季は。

>大野

伊東テルというのは”テルレレ”の方の意味ですかね、やっぱり。
だとすれば去年なんかは見かけより高い身体能力(特にスタミナ)で、崩壊状態だった中盤の守備の穴埋めに奔走していましたが、シーズン末に故障して以来、そこらへんは未だに戻っていない感じです。
どのみち何か特定の役割/期待を背負わせてしまうと、はっきりしない選手です、確かに。6割5分くらいは満遍なく応えてくれるんですけど。

伊東テルというより小野シンジみたいな感じですかね、最近の(笑)。”ディエゴの影”兼”菅原の影”、しかし「そういう」役割だと覚悟が定まっているのかというと、それもどうかなという。
期待しないで見てると(笑)、定期的にいいプレーしますよ。攻撃面でも。
2007/11/27(Tue) 14:47 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
基本的には褒める主義です
>順位や成績を反映した感情
もちろん私もテレビの前では嘆いたり怒ったりしているわけですが、「サンフレッチェは広島人のもの。私は隣県のエアコンが効いた部屋で試合を見ているだけの傍観者です」というサイトポリシーを厳格に守ると、結果として勝とうが負けようがJ2に落ちようが観客も減ろうが「淡々と見て書く」というところに到達します。特に今シーズンは本物のサポーターサイトさんの不満が、監督の起用法とかフロントの強化方針とか営業努力とかピッチ外の方へ向くことも多かったので、敢えてネット上のキャラ設定を押し通してスタンスの違いを出した面もあります。まあ、今年はサンフレッチェの行く末よりも自分の将来の方が明らかに不安でしたし。
>札幌と京都
詳しい戦力は掴んでいませんが、コンサに対しては「西嶋や元気がレギュラーなの(笑)」が、呑んでかかる方向に出るか、舐めてかかるか、ですが、藁にもすがりたい今のチーム状態からすると、何となく良い方向に出てくれるかなと。サンガとはJ1時代から低レベルの内容に終始する試合を繰り広げてきたわけですが、同クオリティなら差異を生み出す精神力のところで絶対負けそうなので。どちらにせよ、高みの見物を楽しんでください。
>”ディエゴの影”兼”菅原の影”
こちらでディエゴの凄さというか使いにくさみたいなものはそれなりに勉強していたのですが、大野は「(フッキや)ディエゴを活かすための何か」が仕事になっている印象を受けました。勿体無い起用法なのか新境地発見なのかは分かりません。
2007/11/27(Tue) 22:08 | URL  | palop #-[ 編集]
サイトポリシー
ヴェルディ系ブログは、良くも悪くもアメーバの影響で、盛んなようでかなり滅茶苦茶に取っ散らかってる感じで。僕が見るに。
その中でこれまではある意味安心して周縁でやっていた(笑)僕なども、気が付くと一つの本流(それ自体変な概念ですが)に押し出されているような感も最近はあって、それで仕方なく(笑)資質の限界内でそれっぽいカスタマイズなども試みてはいるんですが。
まあどのみち僕はpalopさんのようには書けませんけど。「冷静」ではなく、「嫌なやつ」になっちゃうんで、なんでか(笑)。吠えてる方がまだマシ。

>(フッキや)ディエゴを活かすための何か

使いにくいディエゴ・・・・。うーむなんだか懐かしい話題ですね(笑)。今やあのポジションではポンテに次ぐくらいの優良外人というか、ほとんど欠点が無いというか。
大野は余り自ら語らないこともあって、結果的にやったあるプレーを、本人がどういう意識でやった/やっているのかというのが、正直とても分かり難いです。あのポジションはある時期まで名波や佐藤悠介と順繰りで使われていて、今の機能性はシステムというよりもあくまで”大野”なんだろうとは少なくとも思いますが。

しかしとうとうここまで来ちゃいましたね広島は。
3チームの比較なら、クラブとしての面白味の広島、今年の完成度への敬意の札幌に対して、京都は特徴無いし比較的裕福だし、涙呑んでくれと言いたいところですが、田原が見たいんだよなあ来年も。(笑)
まあ多分、広島を応援してると思いますよ。札幌だと迷うので、やっぱ対戦相手は京都がいいか。(笑)
2007/11/28(Wed) 21:55 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
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