2008年01月28日 (月) | 編集 |
ほぼ陣容が固まったところで、出の方だけはやっておきますか。
”入り”の方はもう少しだけ望みを。(笑)
吉原慎也 GK 1978年4月19日生まれ(29歳) →レンタル元川崎Fに復帰
「期限付き加入の」「第二GK」という仕事を、きっちり注文分だけこなして爽やかに帰って行かれました(笑)。いやあ、なんというか。後濁さず。
”第一GK”高木義成との、出場試合でのプレー内容の比較だけで言えば、普通にレギュラーになっても特におかしくはなかったんだろうとは思いますが、さりとてそれほど強く引き止めたい感じでもなかったので(笑)、まあ双方円満という感じの決着。
どうなんでしょうね、故障せず出場機会を増やして行ったら、別の目もあったんでしょうか。
そのベンチを暖めていた期間で第一GK氏は頭の整理がついて、復帰後は明らかにプレー内容の安定度(主に精神面ですが)が向上していたので、出て来てくれたことも引っ込んでくれたことも(笑)、まとめて凄く間がいい感じでした。
奥さんとお幸せに。(正直タイプやわあ。)
戸川健太 DF 1981年6月23日生まれ(26歳) →横浜FCへレンタル移籍
去年の平本に続く、やや遅過ぎた武者修業?
・・・・・うーん、書きたいこと無いなあ。と、いう感じの選手にいつからかなってしまいました。
CBにしては足が速い。それを活かしたカバーリングの能力には、一定の評価がある。高さはさほど無いが、本来的には当たりは別に弱くない。足元は特に器用ではないが、キック力は結構ある。そして性格はとても真面目。
纏め上げればそれなりのクラスのDFになりそうで、ギリギリJ2初年度’06年の開幕を迎えるくらいまでは”ホープ”視された存在でしたが、とにかく全く成長しないというか学習しないというか、それぞれの能力がバラバラに存在していて計算が立たないというか。
環境を変えてみるのは悪いことではないでしょうが、”経験”を経験にするための中心的ソフトに不具合が生じたまま放置されている感じなので、そこらへんを根本的に何とかするか、限定的使用に鋳型にはめてしまうか。でないとじきに、J2の水準にも満たない選手に沈下が進むのではないかと。
平本なんかと違って”気持ちの問題”ではないと思うので、横浜FCでどうなるかは、正直予測がつきません。
一柳夢吾 DF 1985年4月2日(22歳) →仙台へレンタル移籍
基本的には”パワフルな体躯”が武器の武骨な選手だと思うんですが、中外左右、変にポジション的に対応してしまうのが、「代表選手」になれた要因でもあるし、その割りにクラブでは中途半端な存在に留まっている要因・・・・でもあるかも知れないですがありていに言うと単にどの能力もレギュラーの水準に達していないというだけかなという感じも。
別にサイドバックになってもいいんですが、その時にもちゃんとパワーを前面に出すなり何なり軸をしっかり据えないと、”本当は器用じゃない器用貧乏”みたいな、変な選手で終わってしまいそう。
何とか仙台でレギュラーをとって、じっくり自己形成する機会が得られるといいですね。
永井秀樹 MF 1971年1月26日生まれ(37歳) →未定
サプライズ退団。色々大人の事情があるらしい。
”ザ・ベテラン”という感じの味のある選手でした。サッカーが世につれ人につれ変わっても、気が付けばそこにいるような。気が付かないといないですけど。(笑)
若い頃はハイレベルな攻撃能力に加えて実は運動量もあって、というか黄金期のヴェルディで出場機会を得る為にそこらへんも含めてがむしゃらにやっていましたが、見かけほど実効性は無かったように記憶しています。
それが清水→フリューゲルス→マリノス・・・・と移籍を重ねるごとに、一つまた一つと余計なものが取れて行って、去年”J2”のヴェルディに古巣復帰した時には、まるで南米の選手のようなイタリアのベテランアタッカーのような、点を取る為に必要なことだけをする、大して動かないけど動いたら動いた分だけのことは必ずする、えらいエッチな(笑)選手になっていて驚きました。途中FC琉球なんぞも挟んだ、裏街道ゆえに出来た”成熟”という感じがします。
J1のファンにも見せたかったですね。少しでいいから。「永井ー?」と出オチでひと笑い。馬鹿にしてたらあれよあれよと点にからんで、大オチで大笑い。
金澤慎 MF 1983年9月9日(24歳) →レンタル元大宮に復帰
林健太郎か小林慶行かと迷ってたら山田卓也だった、というのが去年の結論(笑)でしたが、その通りに(?)ヴェルディ2年目の今年は攻撃的MFに”転身”して活躍。一時は。
ただなんか逆にそれで決定的にヴェルディでの「ボランチ」としての地位を失ってしまった感じで、特に悪いプレーをしたわけではないですが、その後はほとんど出場機会を得られなくなってしまいました。
何らかいい選手だとは思うんですけどねえ。難しい。大宮ではどこやるんでしょう。サイドかな。
レオナルド MF 1986年2月4日生まれ(21歳) →鳥栖へのレンタルを延長
去年の鳥栖でのプレーを見る限り、オールラウンドな攻撃能力に戦術遂行能力も備わって来ているようで、このまま順調に伸びて行って欲しい好選手。ヴェルディでであれ、鳥栖でであれ。ブラジル国籍でであれ、帰化するのであれ。(笑)
なんか見てて楽しいですよ、この選手は。爽やか。伸びやか。
シウバ FW 1984年3月9日生まれ(23歳) →未定
一昨年在籍時よりも人間味が増したと喜んでましたが、それが狡さ要領の良さというレベルには至らず、結局真面目で小心という本質は変わらないまま、サイドハーフのポジションの戦術的要求の難しさにも呑み込まれる感じで精彩を失って行きました。
真面目で小心で”頭脳的”、とかなら良かったんですけどね。その場合は多分、2番目の項は”細心”という言葉に置き換わるでしょう。(笑)
若いし速いし骨惜しみしないし、落ち着きが無いので分かり難いですが足技もあるし、素材としては相当のものなんだろうと思うんですけどね。
まあ余り予算で取った駄目モト外国人にしては、何試合かは確かに貢献して、昇格の力になってくれましたよ。何年か後にまたブンデスあたりで名前を挙げて、驚かせてもらいたいもの。(笑)
園田清次 DF 1988年11月30日生まれ(19歳) →V・ファーレン長崎へレンタル移籍
弦巻健人 MF 1987年6月29日(20歳) →水戸へレンタル移籍
喜山康平 FW 1988年2月22日(19歳) →ファジアーノ岡山へ再レンタル
(追記)
木島良輔 FW 1979年5月29日(28歳) 未定
’07.8.27に途中加入、出場の無いまま去年に続いて退団。ヴェルディと縁があったんだか無かったんだか。
”入り”の方はもう少しだけ望みを。(笑)
吉原慎也 GK 1978年4月19日生まれ(29歳) →レンタル元川崎Fに復帰
「期限付き加入の」「第二GK」という仕事を、きっちり注文分だけこなして爽やかに帰って行かれました(笑)。いやあ、なんというか。後濁さず。
”第一GK”高木義成との、出場試合でのプレー内容の比較だけで言えば、普通にレギュラーになっても特におかしくはなかったんだろうとは思いますが、さりとてそれほど強く引き止めたい感じでもなかったので(笑)、まあ双方円満という感じの決着。
どうなんでしょうね、故障せず出場機会を増やして行ったら、別の目もあったんでしょうか。
そのベンチを暖めていた期間で第一GK氏は頭の整理がついて、復帰後は明らかにプレー内容の安定度(主に精神面ですが)が向上していたので、出て来てくれたことも引っ込んでくれたことも(笑)、まとめて凄く間がいい感じでした。
奥さんとお幸せに。(正直タイプやわあ。)
戸川健太 DF 1981年6月23日生まれ(26歳) →横浜FCへレンタル移籍
去年の平本に続く、やや遅過ぎた武者修業?
・・・・・うーん、書きたいこと無いなあ。と、いう感じの選手にいつからかなってしまいました。
CBにしては足が速い。それを活かしたカバーリングの能力には、一定の評価がある。高さはさほど無いが、本来的には当たりは別に弱くない。足元は特に器用ではないが、キック力は結構ある。そして性格はとても真面目。
纏め上げればそれなりのクラスのDFになりそうで、ギリギリJ2初年度’06年の開幕を迎えるくらいまでは”ホープ”視された存在でしたが、とにかく全く成長しないというか学習しないというか、それぞれの能力がバラバラに存在していて計算が立たないというか。
環境を変えてみるのは悪いことではないでしょうが、”経験”を経験にするための中心的ソフトに不具合が生じたまま放置されている感じなので、そこらへんを根本的に何とかするか、限定的使用に鋳型にはめてしまうか。でないとじきに、J2の水準にも満たない選手に沈下が進むのではないかと。
平本なんかと違って”気持ちの問題”ではないと思うので、横浜FCでどうなるかは、正直予測がつきません。
一柳夢吾 DF 1985年4月2日(22歳) →仙台へレンタル移籍
基本的には”パワフルな体躯”が武器の武骨な選手だと思うんですが、中外左右、変にポジション的に対応してしまうのが、「代表選手」になれた要因でもあるし、その割りにクラブでは中途半端な存在に留まっている要因・・・・でもあるかも知れないですがありていに言うと単にどの能力もレギュラーの水準に達していないというだけかなという感じも。
別にサイドバックになってもいいんですが、その時にもちゃんとパワーを前面に出すなり何なり軸をしっかり据えないと、”本当は器用じゃない器用貧乏”みたいな、変な選手で終わってしまいそう。
何とか仙台でレギュラーをとって、じっくり自己形成する機会が得られるといいですね。
永井秀樹 MF 1971年1月26日生まれ(37歳) →未定
サプライズ退団。色々大人の事情があるらしい。
”ザ・ベテラン”という感じの味のある選手でした。サッカーが世につれ人につれ変わっても、気が付けばそこにいるような。気が付かないといないですけど。(笑)
若い頃はハイレベルな攻撃能力に加えて実は運動量もあって、というか黄金期のヴェルディで出場機会を得る為にそこらへんも含めてがむしゃらにやっていましたが、見かけほど実効性は無かったように記憶しています。
それが清水→フリューゲルス→マリノス・・・・と移籍を重ねるごとに、一つまた一つと余計なものが取れて行って、去年”J2”のヴェルディに古巣復帰した時には、まるで南米の選手のようなイタリアのベテランアタッカーのような、点を取る為に必要なことだけをする、大して動かないけど動いたら動いた分だけのことは必ずする、えらいエッチな(笑)選手になっていて驚きました。途中FC琉球なんぞも挟んだ、裏街道ゆえに出来た”成熟”という感じがします。
J1のファンにも見せたかったですね。少しでいいから。「永井ー?」と出オチでひと笑い。馬鹿にしてたらあれよあれよと点にからんで、大オチで大笑い。
金澤慎 MF 1983年9月9日(24歳) →レンタル元大宮に復帰
林健太郎か小林慶行かと迷ってたら山田卓也だった、というのが去年の結論(笑)でしたが、その通りに(?)ヴェルディ2年目の今年は攻撃的MFに”転身”して活躍。一時は。
ただなんか逆にそれで決定的にヴェルディでの「ボランチ」としての地位を失ってしまった感じで、特に悪いプレーをしたわけではないですが、その後はほとんど出場機会を得られなくなってしまいました。
何らかいい選手だとは思うんですけどねえ。難しい。大宮ではどこやるんでしょう。サイドかな。
レオナルド MF 1986年2月4日生まれ(21歳) →鳥栖へのレンタルを延長
去年の鳥栖でのプレーを見る限り、オールラウンドな攻撃能力に戦術遂行能力も備わって来ているようで、このまま順調に伸びて行って欲しい好選手。ヴェルディでであれ、鳥栖でであれ。ブラジル国籍でであれ、帰化するのであれ。(笑)
なんか見てて楽しいですよ、この選手は。爽やか。伸びやか。
シウバ FW 1984年3月9日生まれ(23歳) →未定
一昨年在籍時よりも人間味が増したと喜んでましたが、それが狡さ要領の良さというレベルには至らず、結局真面目で小心という本質は変わらないまま、サイドハーフのポジションの戦術的要求の難しさにも呑み込まれる感じで精彩を失って行きました。
真面目で小心で”頭脳的”、とかなら良かったんですけどね。その場合は多分、2番目の項は”細心”という言葉に置き換わるでしょう。(笑)
若いし速いし骨惜しみしないし、落ち着きが無いので分かり難いですが足技もあるし、素材としては相当のものなんだろうと思うんですけどね。
まあ余り予算で取った駄目モト外国人にしては、何試合かは確かに貢献して、昇格の力になってくれましたよ。何年か後にまたブンデスあたりで名前を挙げて、驚かせてもらいたいもの。(笑)
園田清次 DF 1988年11月30日生まれ(19歳) →V・ファーレン長崎へレンタル移籍
弦巻健人 MF 1987年6月29日(20歳) →水戸へレンタル移籍
喜山康平 FW 1988年2月22日(19歳) →ファジアーノ岡山へ再レンタル
(追記)
木島良輔 FW 1979年5月29日(28歳) 未定
’07.8.27に途中加入、出場の無いまま去年に続いて退団。ヴェルディと縁があったんだか無かったんだか。
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この記事へのコメント
弦巻にしても一柳にしてもすごく嫌な予感がしますねえ。
弦巻帰ってきても柴崎が成長してたらどうするんだ、みたいな。
弦巻帰ってきても柴崎が成長してたらどうするんだ、みたいな。
2008/01/29(Tue) 12:23 | URL | Izm #JalddpaA[ 編集]
この間(かん)去って行った育てる機会を得られなかった選手たちの力そのものに、問題があったのも確かなんだろうとは思います。
でもラモスの”ヴェルディ愛”の中に、例えば下部組織を含めた包括的な「ヴェルディ」に対する視線が無くて、結局は自分のファミリーと好き嫌いの範疇に留まっていた感じがするのは残念というか、片手落ちというか。それがあるなら、根本の部分で支持する気持ちも起きたんだろうと思いますが。
「昇格の為に仕方がなかった」というのは、半分しか真実ではないんじゃないかと思います。
でもラモスの”ヴェルディ愛”の中に、例えば下部組織を含めた包括的な「ヴェルディ」に対する視線が無くて、結局は自分のファミリーと好き嫌いの範疇に留まっていた感じがするのは残念というか、片手落ちというか。それがあるなら、根本の部分で支持する気持ちも起きたんだろうと思いますが。
「昇格の為に仕方がなかった」というのは、半分しか真実ではないんじゃないかと思います。
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