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’08年中の加入選手
2008年02月13日 (水) | 編集 |
’07年中の加入選手

ロアッソ戦で何人か目撃出来ればなと思ってたんですが果たせず。
チームはとっくに始動しているので、いいかげん一回まとめちゃいます。


DF

那須大亮  ’81.10.10生 180cm/75kg 横浜マリノスより完全移籍

アテネチームで見た時は、「線細めの中澤」みたいな印象の責任感の強いファイターで、当時のマリノス岡田監督のある種の”教育力”を感じたものでした。ただ中澤が持っているようなしたたかさはちょっと足りなくて、一生懸命やり過ぎるところがあると、これは移籍話が持ち上がって以来、マリサポが伝えてよこす定評とも一致します。

その危うさにぴたっと悪ハマリした(笑)山本アテネ監督の思いやりのない起用で本番で一つ致命的なミスを犯して、それまでのいいプレーの蓄積をいきなりフイにした感じでしたが、実際その後もマリノスでは伸び悩みの模様。中澤、松田、それに若いながら栗原と、よりにもよってふてぶてしいのが集まったマリノスのCB陣の中では、なるほどいかにも肩身の狭そうな感じはします。(笑)

本人希望のそのCBかはたまたボランチか、実際の適性やら成り行きやらは、これから見てみるという感じで。
まだ26歳、年齢的にもこれから長きに渡ってヴェルディの守備の要中の要として活躍して欲しい、期待するなというのが無理なタイプ/ランクの選手ではありますが、ハユマに大橋、それに中澤も含めて、どうもマリノスとの移籍のからみは、期待感との天秤からは常に大損こいている感じなので、あくまで気分的なものですがどうも不安です。(笑)。

ちょっと賢い富澤、くらいの感じで構えておこうかなと。タイプというより存在感として。かんぺーだって立派な代表候補・・・・の候補ですよ(笑)。距離的には似たようなものかと。


和田拓三  ’81.10.20生 176cm/71kg 清水エスパルスより期限付き移籍

清水のサイドの選手で”和田”と言うと、パッと思い付くのは「和田雄三」の方なんですが、あっちは攻撃センスが売りのいっときはなかなかのホープでしたが、こっちはどうなのか。攻撃減、守備微増という感じ?
名前まで似てるし、一年違い(雄三は’80年生まれ)だし、どうにも印象が薄めで。

せっかく手薄なポジションに来てくれた割には、何もやってない内から妙に冷んやり受け止められている感じですが(笑)、レンタルで、左右&中央の一応ユーティリティということで、「ザ・”バックアップ”」という明快に消極的な役割を、まずはきっちりこなしてもらいたいもの。去年の吉原のように。(?)


FW

平本一樹  ’81.8.18生 180cm/75kg 横浜FCへの期限付き移籍から復帰

どんな体たらくでも素材は素材、J1クラスの”格”は”格”なんだということが、去年の横浜FCでのプレーでは、ピッチに立った直後から実感させられましたが。
・・・・いや、プレーも良かったと思いますけどね、実は1トップ向いてるんじゃないの?という。特に流動的(もしくは大雑把)な攻撃スタイルのチームなら。ただその後またも故障してしまったのが、癖でありかつ不摂生のせいであったりしたら、さすがに価値感を引き下げざるを得ませんけど。

1トップ云々は柱谷監督の決断で当分の間あまり関係無くなりそうですが、今シーズンのヴェルディにとっての平本の重要性自体は、変わらず十分に強調するに足るものだと思います。仮にディエゴとレアンドロが期待通りに働いたとしても、平本なり船越なり井上平なり(オサマなり)、日本人正統派FWの誰か一人(もしくは足して一人(笑))がまともに働かないと、とても「中位を狙う」、そしてそれによって残留を確かなものにするには足りない感じですから。

別に大活躍しろとは言いません、ともかくも外国人と並んで、「核」や「極」という存在感・計算を成り立たせて欲しい。それに一番近いのが、実績的にも平本なのは間違い無いわけで。
ぶっちゃけ”平本の力で昇格”なんて、元々望めない話だったと思いますが、”平本の力で残留”の方なら、結構現実的な期待かと。だから遅くはない、男を見せるのは今


レアンドロ  ’80.8.13生 170cm/66kg サンパウロから完全(?)移籍

早い時期にこのレアンドロという、小柄で点取り屋でもない、セカンドFW/1.5列目タイプの選手の名が上がったことも、’08シーズンの当初の基本路線が4-5-1だったんじゃないかと思わせる理由ではあります。つまり急場凌ぎの補強のシウバの、2回りパワーアップ版的なイメージ。攻撃メインのサイドハーフ。
藤田の解雇あたりから思ってましたが、コーチング自体はともかく、やはりラモス”監督”の意向に沿って、ある程度慣性がついた状態でチーム/クラブは動いていたのかなと。

それにしても、例え2トップ予定だったとしても、ちょっとマイナーな外国人枠の使い方だなと、狙いとしては思わざるを得ませんが。まさかフッキの残留を皮算用していたのか?という。
まあ絶対能力はそう低いとは考えられませんけど。実績的にもウチのブラジル人のスカウティング的にも。点取り屋”タイプ”でないことも、Jとのレベル差からあっさり化けたりするかも知れませんし。

とにかく今の段階では、当てにせずに期待する感じで(笑)。4-5-1ならいっそ飯尾廣山でゲームを作った後の、後半投入でくらいに個人的には考えていたんですけどね。


[総評]
’07年版(土肥、鈴木、飯田、足助、福西、河野)と合わせて陣容を眺めてみると・・・・ううむ、微妙(笑)。各ポジション獲れる選手は頑張って獲った感じだし、数は足りてるしネームバリューもなかなかだけど、幅が出来ただけで上積みになってるのかどうか。いや、文句ではないですけど。レアンドロのタイプ以外は。

だからこの前のロアッソ戦で見えた気がする、去年より更に(攻撃も含めて)「チームで戦う」路線というのは、正解なのかも知れない。
・・・・つまりもっと言うと、「誰が出ても同じ」ようなチームにして、その上の”当たるも八卦”として、補強選手たちの個力を考えるという構え。”そこそこ”の選手の数が結構揃ってるのも間違い無いでしょうし。一流未満、もしくは崩れの。(失礼)

心配なのはディエゴや服部や、去年個力でチームを支えた選手たちがすんなり移行・適応出来るかですかね。更にレアンドロもそこに含まれるかも知れません。
レギュラークラスをより揃えて、しかし内容が悪かったらしい甲府戦が、その悪い前兆でなければいいんですが。


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