2007年09月26日 (水) | 編集 |

オフィシャル
ああ、『ARMS』の人なんだ、皆川亮二って。MXでやってるアニメ版見たことある。
面白いのか面白くないのか微妙なラインで、結局見てないですけど。
今号のオフィシャル見て初めて知りました。
正直キャリアがある人のようには見えなかったので(笑)、過去作調べようとは思わなかったんですが。
『ADAMAS』
というわけでの皆川亮二作品。
宝石うんちく&超感覚にカイザーナックル(笑)、型破り(という”型”)美女大活躍と、お楽しみポイントはしっかり揃えて展開にも緩みはないですが、なんか凄く大雑把というか脳天気というか、どうしても経験の厚みみたいなのを感じられないんですが(笑)、それが個性なんでしょうか。
・・・・いやあ、でもやっぱり”とりあえず勢いはある新人”に見える(笑)。変な人だ。嫌いじゃないですけど。
それにしても「紹介編」をもう一回やってるような感じの内容ですが、シリーズ化は”初”ということで仕方がないのかな。前・後編構成が似合う作品にも思えないんですけど、多分特に何も考えてないんでしょう。(笑)
『少女ファイト』
来た来た来た。戻って来ました。
やっぱりバレーをやる人は一生懸命にバレーをやらないとね。そして山に登る人は山に登ると。それ以外のものは後からついて来るというか、万事それがあってこそというか。
しかし話が脱線しまくってる内に、誰が誰でどういう関係にあるのか、さっぱり分からなくなってしまったというか、前の記憶すらも消えかけているというか(笑)。もういいけど。
練はキャラ変わってるし(笑)。なんだ最終コマは。幼稚園児か。
『山おんな壁おんな』
こちらもスピードUp気配。また”仕事をする喜び”が伝わって来るようになってきました。
「一生懸命」は大事なんですが、それはある程度以上のスピードでやらないと、少なくとも最初の”浮力”を得るまでは他人の評価など気にせず一心にやらないと、逆に暑苦しいというかいじましいというか。褒められる為にやっちゃ駄目。ちらちらこっち見るな。
一回飛び立ってしまえば、多少は流しても傍を見ても大丈夫なんですけどね。
『イタダキッ』
こっちは悪い例?
まあそもそもが(キャバ嬢は)「人の顔色を窺う」のが商売の内容なのでナンですが、ただ余りにも評価や見返りばかり気にしていて、仕事に対する没入感・スピード感が感じられないので卑しく見えます。
より作品論的に言えば、トップを「取り返す」手管の話の前に、そもそも美江がそれまでトップだったこと自体の説得をされた覚えがないので、何の話?みたいなところはあります。
・・・・まあだから前回も言ったように、美江を”嫌な女””駄目な女”として描きたいんならそれでもいいんですけど、違いますよね?これ。
『ZOO KEEPER』
論理的科学的な内容であっても、ストーリーそのものは意外と感覚的というか起伏の曖昧なところのあるZOOKEEPERでしたが、これは今まで一番しっかりした”お話”になってるか。泣かせますね。園川親子が、論理と意志をきっちり通す人だからこそ生まれる哀感。
次の展開(香也の変貌?)はちょっと予想がつかないんですが。
『もやしもん』
久々に菌たちが本題に関わる活躍(笑)。こうなるとやっぱ楽しいですね。あんまり人物に感情移入しにくい作品だし。
『ZOO KEEPER』の”熱を視る”に比べて、やっぱり漫画としての提示の仕方が基本的に達者だよなあ、だから(小)ブームも起こせるんだよなあという感想。
『とろける鉄工所』
タイトルだけ見て、また新人のナンセンスものかとヒキかけたら、違いました。むしろそのまんまの意味。(笑)
”技量”なのかどうかよく分からないところがありますが、面白いじゃないですか。知らない世界だし。そうか、ガテンだから陽気で豪快とは限らないのか。当たり前だな。
『警視正 椎名啓介』
”いい子になる”ということの具体的な描写が、「進んで荷物を持つ」だったのはちょっと萎えました。
ふーん、あんたらはポーターを産みたかったのかい。だったらそう言ってくれよ。
ちなみに僕は頼まれなければ持ちませんよ。親だろうが女だろうが。聞くことはありますが。「持って欲しい?」と。お互い口もついてれば自由意思も持ってるはずなので、変なもたれ合いはやめましょう。それで縛り合うのも。
空気は読むけど気は利かさない。猫なら喋れないから仕方ないですけど。
『ポテチ巻末』(作品名不明)
このパターン楽しみになりつつあります。いやー、そんなオペと全然関係ない○○なんていやー。
2007年09月20日 (木) | 編集 |

オフィシャル
表紙気持ち悪い。あえて”60歳”を強調されても。
ある種の壮挙であることは認めますが、だからといって見たいわけではない。
じゃあ大町さんの実年齢は・・・・とか考えてちょっと萎え。
しかもわたせせいぞう復活かあ。
モロおっさんと女子(作家)と、両翼を主に攻める”青年誌”モーニングの未来はいかに。
『OL進化論』
1本目「親切と保険」からの連想ですが。
東京の大学入って初めて1人暮しを始める時、母親がどうしても近所に挨拶をしろと果物か何かを持たせて。嫌だったんだけどまだ社会的なことで母親に逆らう習慣が無かったので、渋々学生アパートの住人に配って回ったところ、要領を得ない顔をする人多数、中には怪しい人を見る顔で一刻も早く立ち去れと言わんばかりの女の人とかもいて、酷く傷付きました。母親を100回くらい殺そうと思いました。
違うと思ったんだよ、何となく。子供ながらに。都市生活者の常識は。
『とりぱん』
「3回失敗すると食べる気なくすから」。なんか分かる。
動物って本能としての”食欲”はあっても、”食事”への執着は人間ほどじゃないので、意外に淡白というか忘れっぽいというか。
『イカロスの山』
最終回。ともかく完走。塀内さんが真面目な人だというのだけは、とてもよく分かりました。(笑)
ていうかこれまでの作風からすると、絶対”山”そのものへの興味で始められた作品だと思うんですが、途中からほとんど和製地上波ドラマ的な「”人間ドラマ”のダシ」程度の深さのものに徐々に後退して行って。
これがある程度予定通りだとすれば、”少年”ものを得意とする塀内さんが、青年誌で「大人」を描く(あるいは2つの狭間)というのがもう一つの大きなテーマだったのかなと、一応は了解出来るんですが。まあありきたりでしたけどね。得意不得意は伊達じゃない。いやあ、びっくりするほどつまらなかった。
・・・・なんとびっくりですが、今週はこれで終わり。
手抜きではありません、書きたいことがある作品が本当にこれだけなんです。みんな普通か標準以下で。
まあびっくり。
2007年09月13日 (木) | 編集 |
今週は立てこんでいるのでまとめて。
安倍辞任は久しぶりに”プッツン”という言葉を思い出しました。
五輪代表は僕の緊張感の方がプッツンしたままなので、モチベーションを取り戻すまでお休み。
いや、実際のところ、5分と集中力が持たんのです。なんか野郎が球蹴ってるなあ・・・・ムニャムニャ、お寝みなさい。
まずはイブニング。

オフィシャル
『イタダキッ!!』
どっかで見たような絵なのでヤンマガ系の有名な人か何かかと思ったんですが、新人でした。
つまりそういう中途半端な個性の人。
まず基本的なパースペクティブがよく分かりません。具体的には主人公”美江”を魅力的肯定的に描こうとしているのか、それとも戯画的に描こうとしているのか。
まあ十中八九前者でしょうが、だとしたら僕には全然。ただの自己陶酔女、はたまたたまたま自分が得意な/出来ることの価値を過大に評価して、それでもって他人を裁こうとする浅はかな女にしか。男女を問わず、張り切って(会社で)働く系の人によくいると言えばよくいるタイプですけど。
絵の方もちょっと無神経。せっかくの(笑)谷間がチャーミングに描けていないというのは痛いですし、最終コマは笑いを取りたいのか醜悪さをアピールしたいのか、意図が不明瞭。
『ヤング島耕作』
珍しく吊り目じゃないと思ったら、やっぱり(?)島耕作とくっつかない系でした。綿貫さん。
つまりは本流じゃないということですね。(笑)
容姿的にはちょっと『ひまわりっ』のなのは(節子)を思い出します。いや、何と言うかいらないならくれよという感じです。(笑)
『警視正 椎名啓介』
天然美少女伊藤せえらちゃん。「男ってこういうの好きよねえ」と言われるんでしょうが、好きです、あきらめて下さい。
『ZOOKEEPER』
園川さんの獣医(資格)と”飼育員”の外聞との自然な割り切り方には、(合)理性の人格への結実の、かなりポジティヴな例を見ますが。
「勘当したからには他人だ。それならば善意の第三者の申し出を断わる理由はない」という親父さんの答えは傑作。どちらかというとアメリカ製ドラマ(法廷・病院系かなあ)によくありそうな、あくまで論理的かつニヤリとさせる”解決”。
日本で女の身では、なかなか生き難そうですね青木幸子さんも。ていうか今週香也は?!(笑)
『まんがバカ幸福論』&(モーニング)『僕の小規模な生活』
まとめて。
提言なんですが、”セカンドオピニオン”的なものの制度化は出来ないものでしょうか。編集サイドのシステムか、あるいは漫画家サイドの自衛策として相談役みたいなのを常備しておくか。
1対1で「どちらかが正しくてどちらかが間違っている」というのは、余りにも閉塞的で危険な気がします。それこそ夫婦だって、ねえ?
勿論編集部内では多角的に検討されてるんでしょうが、漫画家への出口は結局のところ一つになってしまっているわけで。
続いてモーニング。
安倍辞任は久しぶりに”プッツン”という言葉を思い出しました。
五輪代表は僕の緊張感の方がプッツンしたままなので、モチベーションを取り戻すまでお休み。
いや、実際のところ、5分と集中力が持たんのです。なんか野郎が球蹴ってるなあ・・・・ムニャムニャ、お寝みなさい。
まずはイブニング。

オフィシャル
『イタダキッ!!』
どっかで見たような絵なのでヤンマガ系の有名な人か何かかと思ったんですが、新人でした。
つまりそういう中途半端な個性の人。
まず基本的なパースペクティブがよく分かりません。具体的には主人公”美江”を魅力的肯定的に描こうとしているのか、それとも戯画的に描こうとしているのか。
まあ十中八九前者でしょうが、だとしたら僕には全然。ただの自己陶酔女、はたまたたまたま自分が得意な/出来ることの価値を過大に評価して、それでもって他人を裁こうとする浅はかな女にしか。男女を問わず、張り切って(会社で)働く系の人によくいると言えばよくいるタイプですけど。
絵の方もちょっと無神経。せっかくの(笑)谷間がチャーミングに描けていないというのは痛いですし、最終コマは笑いを取りたいのか醜悪さをアピールしたいのか、意図が不明瞭。
『ヤング島耕作』
珍しく吊り目じゃないと思ったら、やっぱり(?)島耕作とくっつかない系でした。綿貫さん。
つまりは本流じゃないということですね。(笑)
容姿的にはちょっと『ひまわりっ』のなのは(節子)を思い出します。いや、何と言うかいらないならくれよという感じです。(笑)
『警視正 椎名啓介』
天然美少女伊藤せえらちゃん。「男ってこういうの好きよねえ」と言われるんでしょうが、好きです、あきらめて下さい。
『ZOOKEEPER』
園川さんの獣医(資格)と”飼育員”の外聞との自然な割り切り方には、(合)理性の人格への結実の、かなりポジティヴな例を見ますが。
「勘当したからには他人だ。それならば善意の第三者の申し出を断わる理由はない」という親父さんの答えは傑作。どちらかというとアメリカ製ドラマ(法廷・病院系かなあ)によくありそうな、あくまで論理的かつニヤリとさせる”解決”。
日本で女の身では、なかなか生き難そうですね青木幸子さんも。ていうか今週香也は?!(笑)
『まんがバカ幸福論』&(モーニング)『僕の小規模な生活』
まとめて。
提言なんですが、”セカンドオピニオン”的なものの制度化は出来ないものでしょうか。編集サイドのシステムか、あるいは漫画家サイドの自衛策として相談役みたいなのを常備しておくか。
1対1で「どちらかが正しくてどちらかが間違っている」というのは、余りにも閉塞的で危険な気がします。それこそ夫婦だって、ねえ?
勿論編集部内では多角的に検討されてるんでしょうが、漫画家への出口は結局のところ一つになってしまっているわけで。
続いてモーニング。
2007年09月06日 (木) | 編集 |

オフィシャル
微妙にマンネリなので、毎回一つプッシュ作品を絞ってみようかと。続くかな。
『モダンタイムス』
色々と面白い。関連作『魔王』も読んでみようかと。
![]() | 魔王 伊坂 幸太郎 (2005/10/20) 講談社 この商品の詳細を見る |
「”全体”が見えないと”良心”が失われる」。
直接的には”想像力と知覚”ですが。
分かり易くサッカーで言えば、能力に比して「責任感」や「継続性」「包括性」の極端に欠如したプレーをすると言われる選手(某H本とか?)がこれにあたるかと。
つまり「チーム」に対してあえて(悪気があって)「責任」を放棄しているのではなくて、そもそも「チーム」という「全体」が見えないから、「責任感」が生じない、「責任」を持つ対象自体が見出せないということ。ココロというよりはアタマ、気持ちというより認識の問題ですね。
”見えない”無力感が、包括的・継続的に頭を使うという負荷の大きい作業を忌避させるというのも。
だから一般的には頭が良い・・・・というかそう自負している人ほど責任感は期待できて、それが伝統的な「エリート」という概念にも繋がっていたわけですが。
ただ最終的には知覚能力と知覚対象のサイズ・認識可能性との相対的な関係、兼ね合い、イタチゴッコの問題で(作中で言えば「想像する能力」と「製造する能力」)、現代社会はある意味「誰にも知覚出来ない」、だから責任も持たないという、そういうような話。
それこそ”道徳の再建”の問題も、「情操」や宗教の問題ではなくて、社会や個人に関する認識の修正や再設定(の成功)の問題だと思うんですけどね。すぐれて知的な問題。・・・・つまりはうまい枠組が見付かることによって初めて、安心して(笑)、照れずに、引かずに、道徳感情をスムーズに発動させることが出来る。強要しても力説しても、どうもならん。
・・・・ただし「宗教」も各々かつてはそういう知的な、それぞれの時代に画期的な人間観・世界観を提示して、それによって新たな道徳性を言わば”発明”したんだと思いますが。ただ多くは現在は枠組としての有効性が不十分で、形骸化している。
ちなみにこの『モダンタイムス』という作品自体に関しても、こういう特異な細切れ形態だけに、なかなか「全体」が見えなくてそれによる”無力感”でネガティヴな、投げやりな評価が出て来がち。(笑)
今回のように全体が見えたような、どういう作品か一応分かったような感覚が持てると、ポジティヴというかちゃんとそれなりに汲み取った丁寧な評価も出来る。
まあこれは作品と読者の普遍的な関係/問題でもありますけどね。
”謎”は好きだけど置いてけぼりはガマンならん!(笑)
その匙加減が難しい?
2007年08月30日 (木) | 編集 |

オフィシャル
言ったそばから涼しくはなって来たんですけど、まだ湿気がきついので網戸ナイトライフは本格稼動出来ません。
網戸からの夜風が気持ちいいと、それだけで「ガアーッ」と声を上げそうになってしまうくらい(慌てて抑えます)、僕の幸福感の要求水準は低いというか、猫仕様というか。(笑)
”ブラジル流”と聞いただけでアイタタタという感じの横浜FCの新監督ですが、ながらで見た清水戦は思ったほどは酷くなかったような。それなりに(今までにない)活発さは見えていた。カズも元気でしたし。お散歩とか、サンバとか、上っ調子な精神主義がちょっとエスピノーザを思い出させたりもしますが。(笑)
もっと残り試合があればそれなりのものを見せられるのかも知れないなとも思いますが、本気で残留出来るとは誰も考えてはいないんだろうなというのも少し。
にしてもこのごに及んで平本離脱ですか。気の毒に(横浜がね)。・・・・で、アツは?
でも新監督もそれなりに有名人らしいし、補強費とかってどっからかは出て来るものなんですねえ、単純に不思議。後が怖いという感じもしますが。(笑)
『へうげもの』
「あなたのなさってることはわびではございません」(「過ぎたるはなお及ばざるが如し」)
どこまで行くの?という感じでずーっと来てましたが、存外に常識的な着地点で。
どのみち本来”競う”ようなものとも思えないので、古織のシャニムニ感はいっそ気持ちいいように思うというか、広げた風呂敷に何も包まずに畳まれてしまったような気持ちの悪さも少し。
とりあえず利休の、悪いわけではないんだけれど、存在自体か鬱陶しい感じ、なるほどこれはいずれ(秀吉に)殺されるわけだなという部分は、うまく&ねっとりと表現されている気がします。
『きのう何食べた?』
お久しぶり。やはり至福。
少なくないモーニング読者がこれに激しい拒否反応を起こすらしいことについて何か書こうとずっと思っていましたが、再会の喜びが勝ち過ぎてるのでまた気が向いたら。・・・・まあごくごく簡単に言ってしまえば、『スプリンガルド』が人気あるらしいことの裏っ返しでしょうけどね。
ごった煮が持ち味のモーニングですが、そろそろあまりにも「読者像」というのが見えなくなりつつあるかも。逆に問答無用に「クオリティ」だけで引っ張り続けるのは、凄いと言えば凄いですが。
個人的にはモーニングとモーニング2の中間くらいの雑誌があったら一番いいかな。
今回のハイライトは「ガウーン」という謎の擬音(?)と、そのガウンの持ち主のあっさり書かれてあるすね毛の脱力感。スプリンガルド好きの坊やたちとは違って、この人はもう何も恐れていないんですよ。世界から”ハネ”て逃げる必要を感じていない。(お、うまくまとまった?・笑)
『GIANT KILLING』
ラーメン屋の”切り替え”話が激しく萎え。株暴落中?
こうなって来ると「サッカー漫画」というより作者個人の質の問題がクローズアップされて、逆に慰められる?(笑)
『ひまわりっ』
おお、我が生きる糧。(笑)
「何の才能もないのによくここまで長い文章を」
「いろんなバンドの影響受けすぎさあ」
相変わらず本音というか、”真理”の置き所が絶妙ですが、それ以前にちょっとエリカちゃんの受け止め方が変かも(笑)。「何かイメージ違うさあ・・・・」。”何か”ってレベルか?
一応かわいいのになあ。ていうか、今に登場人物に刺されますよ?東村先生。(笑)
『ライスショルダー』
タイトルページ欄外の”おおきく振りかぶって・・・・・・”に吹きました。
「にーーー」を筆頭に、「ビバッ」「ボフンボフン」「パグッ」とか(パンチの擬音)、「ドブーン」「ズブーン」(空振りの音)とか、あと「帰ってこいおこめ!!(ごさごさ)」とか、感覚的な表現がいちいち秀逸。歌詞もこういう感じで書くべきなんだよ?エリカちゃん。(漫画違う)
『N’s あおい』
「家庭内暴力」の原因は「家庭」に、「校内暴力」の原因は「学校」の存在そのものにあるんですよね。突き詰めれば。
それらの制度化された社会的「強制収容」形態によって、生物的な”適距離”や”個人空間”を恒常的に侵犯された個体の怒りや反撃の表現。つまり・・・・そうした暴力の『加害者』を突き動かしているのも実は『被害者感情』で、「よくもよくも、俺の自由を、プライバシーを、尊厳を!」という「復讐」を(仮に標的は的外れでも)彼/彼女は行なっている。
・・・・ところもある。
脅すのとなだめすかす/泣き落とすのは、しばしばセットで行なわれますが、これは「計算されたテクニック」というよりは単に同質の行動、同質のメンタリティから来る行動なんですよね。根本は一つ、「相手の意思/自発性を尊重しない」ということ。別な言い方をすれば「望みの行動/反応を引出す」という一点でしか相手に関心を持っていないということ。
”愛”と称されている感情・行動の中核は大部分これだと思いますが。期待で人を見てはいけないんですよね。難しいですけど。
『モダンタイムス』
”これはもうすでに占いではない”。そうかも。絶対。
井坂好太郎か。うおお、来週面白そうだなあ。絶対。
2007年08月24日 (金) | 編集 |

オフィシャル
カメルーン戦が待たれてるだろうなとは思いますが、既にかなり眠い状態なのでこっちで。
・・・・という扱いもなんだかなという感じですが(笑)、それでも書けるというのはある意味とても貴重な枠だよなと言い聞かせてみたりするてすと。ムニャムニャ。
『働きマン』
菅野美穂は却下。理由、”元・巨乳”じゃないから。(勿論”現”も。)
まあそれ以外でも菅野美穂では原作のイメージを追う気がハナからないのは明らか(素直に追えば今なら篠原涼子?)ですが、偉大なる”マーケティング派”作家安野モヨコが、青年誌連載に当たって男性読者へのお愛想という意図なしに「元・巨乳」設定を入れているとはとても思えないので、その心意気(笑)に応える意味でも、ここは原作読者としてきっちり抗議の声は上げておきたいと思います。元・巨乳じゃない松方なんて松方じゃない。
まあドラマなんて見るのはどのみち女でしょうけどね。巨乳は置くとしても(笑)、メインの狙いは女性の共感ではあっても、それをいかに男性読者にもそっぽを向かれず描くかというバランスには結構作者は苦心しているところだと思うので、その意味でも別ものにはなりそうですね。
ま、みんなで幸せにお金が儲かればいいですねと、ドラマに関しては常にそれだけですが。
にしてもアニメはしょぼかったなあ・・・・。言葉にはなっていないけど、はっきり描かれていた原作の独特の空気感みたいなものが、きれいさっぱり抜け落ちていました。あれがあるから”働きマン”化に意味が出て来るんだと思うんですけどね。まあ初回しか見てませんが。
『ひまわりっ』
ああそうか、電源落としたのは別にハプニング狙いとかトチ狂ったんじゃなくて、(”フィーリング・カップル”の)ボタンを押させないという、合理的な理由(笑)がちゃんとあったのか。
だから「暗い」というのが予想外だった。凄いなこのディテール。悪魔的な冷静さ。友達になって下さい、東村先生。
「トン」はねえ、”行為”そのものというより、あの角度から見る女の子の頭頂部の吸引力というのが、確かに独特のものがあるんですよ。猫の脇腹か何かのように。それもあって男は一般に(自分より)背の低い女を求める?
『GIANT KILLING』
うーむ。ここまでかなあ。
DFラインの上げ下げとマインドの関係、”頭で思ってること”と”身体の反応”の違い、それなりによく説明されていると思いますが、そもそもの説明しようとしている内容、ディテール自体にこれといった面白味や新鮮味が無いので、おさらい的な感想しか持てない。
とてもとても、『おおきく振りかぶって』などのディテールのきらめきと比べるようなレベルには。
連載当初はもう少し期待してたんですけどね。
これはこの作品の問題というよりも、サッカー漫画というジャンル、あるいは現時点での日本人のサッカー理解そのものの限界という感じが凄くしますね。
僕はこれまでの半生のちょうど約半分、前半を野球、後半をサッカーに大きく思い入れしながら生きて来た日本人(笑)の1人ですが、例えば『おお振り』など数多ある優れた野球漫画を読んで、一つ一つに感心しつつも、ある意味では驚きは無いんですよ。作家の特別な目ではなくても、普通に野球はああいう魅力のあるスポーツだし、ああいう風に見えるスポーツなんです。それをうまく表現した人というだけ、ある意味では。
ところがそれらと引き合いにサッカー漫画の出来に不満を漏らしつつも、じゃあどうすればいいのか、何を描けばいいのかというのが、正直今は分からない。ただただ、「救世主」の到来を期待しているだけで(または新世代)。だから作家が悪いんじゃなくて、その母集団たる日本のサッカーファン/サッカー文化そのものの貧困・未熟の問題に思える。彼らの限界は僕らの限界。
サッカーそのものの表現しにくさという問題も確かにあるかと思いますが、それはまあ、もっと後かなと。
まあこの作品でも”ジーノ”の描き方とかはかなり魅力的に感じるので、この作者自身の向き不向きや能力もあるとは思いますけどね。この作品自体は、監督もサポーターも含めて、「全部を描く」という企画だろうと思いますけど。
『とりぱん』
へー、「息を吹きかける」かあ、やってみよう。
ちなみに猫限定の愛撫法としては、「撫でる」より「トントンと軽くハタく」方が漏れなく喜ばれます。・・・・ただし、胴体ですよ、それもどちらかというと後ろの方。顔・頭は駄目です。あとあんまりやると喜んで興奮して来て襲われます。(笑)
『モダンタイムス』
「シニタイヤツハシネ シニタイトキニシネ」。まさかTheピーズも、加藤課長みたいなタイプに喜ばれるとは思いもよらなかったでしょうね。彼どちらかというと『デブジャージ』タイプだし。
こんなのもありましたね。「危ねえのは君と僕かも知れないから 検査には行かねえ検査には行かねえ(行くもんか〜)」。エイズの話ですけど。(”世紀末のうた”)
しかし何だこのリアルタイム同窓会小説は。楽しいけど。
『ヨロズ屋がゆく』
この人猫の絵うまいなあ。ラストコマの嫌がりつつ拒否はしない感じとか超リアル。
『そこもまた魅力』
本間さんと田中君。相変わらず目のつけどころが的確な梅吉さん。
ただしどちらかというと”無欲の勝利”みたいなタイプだと思うので、「的確」という表現ではちょっと硬い気もしますが。でもしょっちゅう「やられた〜」と思わされます。
ちなみに本間さんも田中君もどっちも当然(?)苦手なタイプですが、どちらか選べと言われたら本間さんと友達になるかな。一応理屈が通じるし、攻め立てても周りに僕が悪者視されなさそうだから(笑)。田中君は2km先から見かけても逃げます。
・・・・お、目が覚めて来た。これなら0時の更新寝過ごす心配無さそうだ。(笑)
2007年08月16日 (木) | 編集 |

オフィシャル
J.B.アンテナで空気を読めない感じにならないように(笑)、さっさと書かないとね。
オシムの件も思ってるのは僕だけみたいですから、さっさと流し流しと。
とはいえこの企画自体もねえ、求められてるのかどうなのか。アンテナからは一応決まった数、人は来るんですが、単なる習慣かも。
それはそうと石屋製菓&コンサどうなるんでしょうね。”白い恋人”だけはマズかったよなあ。
そう言えばひんやりしてますね、今日は。(笑)
『特上カバチ!!』
親の権利がここまで大きいとは・・・・という驚きはともかくありますね、今回のエピソードは。
ならば少なくとも「筋論」としては、例えば”少年犯罪”みたいなのは本人への追及を厳しくする前に、親の責任がもっと法的に問われるべきという話になりそうですが。じゃないと権利は奪われているのに責任だけ問われるという、バランスを欠いた状態になってしまう。ま、民法と刑法の違いはありますが。
僕がそう思っているというより理屈の問題ですが、でも法律なんて所詮決め事なので、こういう辻褄あわせというか一貫性は凄く大事、というより”根拠”そのものとも言える部分が。じゃないとただの感情に任せたリンチになってしまう。
『バガボンド』
このエントリーの為に読み返して気付いたんですが、原作では実際には吉川英治は、「一乗寺下り松」は序盤しか描いてないんですよね。その後いきなり結構時間が飛んで、”改めて”あの時を振り返るみたいになっている。
だからここしばらくのは井上雄彦の独創なわけですが、うーむ、何が描きたかったのか。描きたいことがあった、というよりも、吉川英治が”避けた”描写に正面から取り組んでみたという、そういう性格のものと理解した方がいいんじゃないかと思います。一種の腕試しというか、個人的なチャレンジ。まあ『バガボンド』全体がそういう作品だとも言えるかも。成功した作家の個人的な趣向の実現。だから衝動で引っ張られるというより、ちんたら付き合っているような感じが強い。
「疲労の極限を超えたらぬたあぬたあと強くなりました」って、カンフー映画ですかみたいなところはありますが(笑)。どうにも素人の思い付きレベルで、こういうジャンルを愛している/通じている沢山の人たちの鑑賞に耐え得るものとは。
基本がリアリズムなわけで、マジかよという。「分かった」けど勝負としては「やられる」、疲労には勝てずに斬られるみたいな結末が用意されてるならともかく。
『GIANT KILLING』
おお、早速のご回答、ありがとうございます。(笑)
Q.「黒田」または黒田のようなタイプの選手、人格を、切り捨てるのか拾い上げるのか。
A.拾い上げる。必要としない監督なんているわけがない。
Q.拾い上げるのならどのように必要性があると性格付けるのか。
A.黒田みたいな闘志むき出しの選手は、相手にとって脅威に決まっている。
そもそもの
Q.”サッカーテニス”練習法の狙いは何か、何を測ったのか。
の方は、意味があるのは当然としても、まだ全貌は明らかになっていません。
『ディアズポリス』
うーん、”システマ”の描写はなかなか見事ですねえ。リアリティがあるし効きそう。
元々上手い人でしたっけ、気が付かなかったなあ。
ともかく今時これくらいはやらないと、ただの「精神論」なわけですよ、井上さん。
『はるか17』
日野自体はいいと思うんですけど、それでも結局はるかの恋愛エピソードは常に茶番、ままごとにしか見えないという。「作家」的洞察力が溢れている中で、突如出て来る作者「個人」の未熟ということなんだと思いますが。描けないこと以外は描けてるんですけどね。もどかしい。
まあ作品に変に「自分」なんか出すと下司に落ちるという、一般原理ではあります。
『誰も寝てはならぬ』
ははは、血筋を感じますね、桃子ちゃん。
なんていうか全体として非常に”女系”家族的な世界なのに、その中で男どもがむしろ生き生きと個性を発揮しているという。ちょっと『おお振り』にも通じる性の別の幸福に克服された世界。
『ライスショルダー』
てっへっへっ。なんかもう、棟方志功か南方熊楠かという(例示適当)、生命感溢れる、自由闊達な世界。堅実味と遊び・小ネタのバランスが最高というか。・・・・うーん、うまく言えん。
もっとウジウジキャラなのかと最初は思ってたんですけどね、おこめちゃん。こんなんでいいのかというくらい、快調過ぎるくらい快調。
”天海ルビー”さんはちょっと、永井豪先生の描く女戦士系のルックスですね。(笑)
『イカロスの山』
だあ。登れないと分かり切っているルートをあくまで真面目に登ろうとする塀内さん。
意地なのか勘違いなのか。まあ真面目なんでしょうね。
・・・・勿論靖子ネタの話です。こうやってここでボヤいてないと、こっちが持ちません。
『ブンむくれ』
ほんとやな奴コザカシ・・・じゃない、コザカイ先生。
これはダメ教師というよりも、嫌な性格を教師という職業により、うまく社会的に正当化しているクチですね。威張りたがりが警察官になるみたいなもので。そういう意味では本人にとってはむしろ”天職”。いずれは順調に出世して、どこぞの校長先生とか。
駄目な大人にあった時に子供は自責して潰されることが多いわけですが(ウン10年後かに初めて自分が悪かったわけではないと気が付く)、そういう時に力で勝てない子供が身を守る為に”軽蔑の自由”(つまり価値判断の自由)というのは重要だと思うんですが、この作者はそういう強硬手段は用いずに、上手く前向きというか本人に対する教訓も加えて、まとめて/救ってあります。
敵(コザカイ)を攻撃するのではなく、無視・無化するという方向性かな。前向きな機会として利用するというか。健全ですけどたまたま良いお父さんがいるから出来たことという気もします。子供の力だけでは、自責か萎縮にしかならない可能性が高い。
いいんですよ、馬鹿にしても。それで時を稼ぎつつ、克服・完全勝利の力を蓄える。
『ひまわりっ』
いやあ・・・・。
「あてもなく髪にコテを当てる日々にサヨナラだ」
「オーライ エビちゃん。エビちゃんの魂の叫び オーディエンスのハートにビンビン響いちゃったと思うよ」
「ボ・・・・ボタンは・・・・」
今週はいつにも増して、アンドいつもながら酷いですね。むしろ節子ネタはいらなかったようにも思います。じっくりモードでリアル合コンで悲哀を炙り出した方が。
僕は基本Sですが、東村先生にならいじめられてみたいような気がします。恐ろしく手際良くいじめてくれる気が。(笑)
『そこもまた魅力』
確かにバス買っちゃったらそれはそれで”魅力”かも。(笑)
そこまで行けば。
2007年08月14日 (火) | 編集 |

オフィシャル
相変わらずダルいですが。
発熱に対してなら有効な冷えピタが、効かないというか冷えてるのかどうかすら、よく分からないのが冷房(ドライ)病の気持ちの悪いところ。火照ってるけど熱いわけではないのねえ。
表紙。
漫画というのは基本的にモノクロ(?)で目にするものなわけですが、『もやしもん』の場合は単に”色がない”という以上に、独自のくすんだ色彩感が特徴の漫画なので、こうしてカラーで見るとひときわ華やかな印象を受けます。うーん、悪くない。
ただちょっと・・・・『サトラレ』っぽくはあるか、どっちかというと。(笑)
『K2』
(治したら)「フォークが落ちなくなる」というのは、実際プロ選手にとってはかなりの恐怖かも。
この残酷なジレンマを、どうやってハッピーエンドに持って行くつもりですかね。
『ロッキー』
『クロ号』に続いてこっちも死亡最終回なのか。クロ=猫の場合は、例え飼い猫でも「自分の人生」を生きている感じがするので、その死にも”詩情”みたいなものを持たせることが出来ましたが、こっちはどうか。
『食いタン』
いかん、乳(とクビレ)にしか目が行かん。(笑)
作者確信犯の悪ノリに、まんまと乗せられてます。
得意の手馴れた作業なんでしょうが、絶妙の角度で描くんだもんなあ。
脳が反応するんですよ、脳が。自分の瞳孔がキュッと収縮する音が聞こえるようです。
理屈じゃないんです。音楽みたいなものですね。
『GOLD DASH』
しっかりした(?知らん)技術論と定番だけど板についた人情模様、堅実そのもの。
一言で言えば”フィジカル”な作品。
自分の体を道具として、客観的に、理に適った使い方をする悦び、それによって日常的な”恣意”だけでは決して越えられない限界を越える飛翔感みたいなものが、早くも伝わって来ます。
素直に先が楽しみな作品。
『まんが馬鹿幸福論』
同様に”セルフプロデュース”では決して越えられない類の限界を越えさせる、「編集」という作業の重要性は理解していますが、それにしても掲載権を盾に人生を質に取られたような絶対的な現行の関係には、少なからぬ疑問が。取り替えの利く”記事”とかならともかく、自己表現の色彩の強い、”作品”というジャンルでは。
最近のイブニングで言えば、『米吐き娘』という既にそれなりに確立した世界と一定のファンを勝ち得ていた作品が、担当編集者の一存で回を追うごとに、見るも無惨に破壊されてしまったということには多くの読者の意見の一致するところだと思います。気の毒過ぎてたたく気も起きない。ていうかあれは僕の知ってた同名作品とは、別のものだと考えています。
根本的には発表・商品化・流通の形態を多様化させるというのが、今後の主要な問題になって行くんですかね。小説なんかだと逆に雑誌の読者などという存在はむしろマイナーなわけで、色々やりようはあるんだろうと思いますが。
『ZOOKEEPER』
タイトルバックに僕が狂喜したと思った人、甘いです。(笑)
露出すりゃいいってもんじゃないというか、なんか描き慣れていない感じで誰のどういう体なんだかよく分かりません。そう言えば新人だったんだなあと、今更思い出しましたが。(『食いタン』の)寺沢先生のような「職人芸」に到達するのはいつのことか。ていうかその前にそもそもの女体に関する美意識を確立することが先決かな。どう見せたいのか、それが決まらないと。同性なりに、ちゃんと欲情しないと。
でもアスリートかモデルかという、不自然なくらいのお腹の締まり方には、基本的な美意識は現れていますけれどね。全体として焦点を結んでいないだけで。
『イブニングパブのこりび』
毎度息子ネタは面白い。でも・・・・終了?
2007年08月09日 (木) | 編集 |

オフィシャル
毎回新作、新連載が加わるたびに、「編集長が個人的嗜好で選んでいる」という話が納得出来ます。雰囲気ほとんど”アンソロジー”ですよねえ。悪くはないけどちょっと引きかけているというか、勝手にどうぞという感じはやはり少し。
具体的には「買ったからにはなるべく全部読む」という他の雑誌なら沸く義務感というか緊張感が、ほとんど解けてしまいました。『商品』という感じがあまりしないんですよね。
”男だてらのフェミニン”という意味では大きく言えば似た資質は感じるんですが、僕に選ばせたらもう少し、いやだいぶ中道寄りというか、見かけの(いい意味での)猥雑感みたいなものは確保されるんじゃないかなと思いますが。(”みどりのろうごく”的に?)
”基準”と”嗜好”は違うというか、仮に嗜好でもそれを露骨に感じさせない努力は商品としては意外と必要なんだなということを、具体的に確認させてくれた雑誌。
勿論いくつかの素晴らしい作品を読む機会を与えてくれたことには、多いに感謝していますが。
ただちょっと、とりあえず表紙は割りとうんざり。ここまで統一感なくていい。
『世界の終わりの魔法使い』
いかにも『モーニング2』な絵のタッチ(笑)に一瞬またかと思いましたが、あれ?面白い、というか意外と健全。”少年漫画”というか。(笑)
不良系第一王子、弟クン系第二王子、路地裏系チビネズミ娘それぞれのタイプのかわいさ/萌えが、鼻につかない程度の溺れ具合でうまく収まっていると思います。
てっきり第二王子が悪魔の彗星で覚醒するものだとばかり思ってましたが、直の新キャラでしたか。溺れ過ぎないように、第二王子の「恋」がウザくならないように望みます。魔女の笑顔はちょっと類型的で、嫌な予感もするんですが。あと「世界の終わり」が、あまり恋の”背景”になり切らないように。
『BEATTITUDE』
四畳半な感じに慣れて来て、楽しくなってきました。ウジウジもアナクロも、狙いというよりは天然なのがこの作者のいいところというか、確保されているラインだと思います。
ついでにいうと同性愛的ユニセックス的なのも天然で、またウジウジしつつも意外と人物の体の線がシャープだったり小尻だったりするのも、この人の基本的なフットワークに信頼感を感じるところ。
天然なりに、あんまりメリハリの利いた展開とかは期待しちゃいけないんだと思いますけどね。
『ファンタジウム』
無視してるわけにもいかないので書きますが、今だどう論じていいのかよく分かりません。日本橋ヨヲコさんなんかは割りと分かり易く心理学者体質というか、僕と似たところもあってポイントを見つけ易いんですが、この人は浮かんで来る切り口切り口、どれも合ってるようで違う、言い過ぎて作品の味を損ねている気がして、うまくまとまりません。過去作も読んでみようと思っていますが。
とにかくそれくらい、興味を覚えている、感銘を受けている作品。日本橋さんともども、いつかまとめて論じたいと思っていますが。
今回は今までは基本的に対立はありつつも「いい人」「善意」だけで構成されていたのが、初めて下司野郎も登場して来たある意味新展開の回。とはいえそれも大人限定なんですよね。いじめっ子も「悪意」というほどの描かれ方はしていない。「人のせいにしない」「人を裁かない」というこの人の基本がさせている手加減でしょうが。下司野郎も結局許しちゃうのかなあ。
『授業』
あれ、面白いぞ。どこが「ロリコン漫画」なんだとは思いますが。(笑)
(これまでの作品の)「SF」と「シュール」には、ジャンル的に近親性があるんだよなということを、再確認させる作品。キューブリックが優れたSF監督である理由というか。
大人に毒されて馬鹿になる前だったら、子供の死に対する態度って意外とこんなもんかもなという気もしますね。
『変ゼミ』
「共依存」の描き方は、悪くはないですがこの人ならもっと鮮やかに、説得力・インパクトを持って描けたんじゃないかという気もします。どうやるのかは僕も知りません。(笑)
・・・・明るく描く、かな。とりあえず。
コムギ先輩はいいように見た場合の僕の姿です。あんなにかっこよくはないですが、その分あそこまで本格的変態ではありません。キミならどっちをとる?(あ、とらない。そう。)
『荒呼吸』
「2回目からはただの迷惑」に吹きました。
経験ないですが僕も割りとこのテの現象はすぐ慣れる、または飽きる自信があります。ていうか心理的垣根が低過ぎて、起きてても適当に通常の現象と了解している可能性も。好き嫌いは激しいですが、基本的に何でもすぐ受け入れる人です。でもってすぐ通り抜ける。(笑)
松本英子さんの「理論」は体感的限定的、必要十分的で説得力ありますね。この範囲では正しい。「正しさ」というのはなるべくこういう風に求められるべきだと思いますが、人々の忍耐力の限界や欲しがりーがそれを許さない。すぐに唯一絶対神を呼ぶな鬱陶しい。出番まで寝てろ、あんたは。
その他
『前夜祭』 普通。ほんとにこっから百合?うーむ。
『聖おにいさん』 ”ネタ”ごとに当たったり外れたり。基本的にはわざとらしいと思います。
『不思議な少年』 世界を壊そうとしているらしいがうまく着地できるか。
『群青』 技術が足りない分、疲れる。風通しが悪い。
『小田原小鳩』 陳腐。しかし”共感”を呼ぶだろうことが憂鬱。悩みの縮小再生産。
『アースカイザー』 凡庸。「こんなもんでいいだろう」と舐めて描いている感じが。
未読
『Danza』 始まる前に終わってる。無理。
『×天』 絵に落ち着きが無さ過ぎる。
『サイバー越中』 読みかけたけど放棄。汚いだけ。『アースカイザー』同様、(”ナンセンス”という)ジャンルに甘えてると思う。
2007年08月02日 (木) | 編集 |
ブログ拍手のコメントを読んでいてふと思ったんですが、ひょっとしてこっちのブログ
『今週の所長さんblog』
http://blog.livedoor.jp/at_lanta/
の存在を知らない人って意外と多くいたりします?告知したの結構前ですからねえ。
まあある意味後追い用・バックアップ用のツールなので、それも本願ということで知らなかった人は今からでもどうぞご利用&ご鑑賞を。(笑)

オフィシャル
今週は合併号で、来週は代わりにモーニング2。
だったら『ひまわりっ』は定例の休みを取らないで欲しかったなあ。寂しい。
『バガボンド』
「よくぞここまで 武蔵ありがとう」とのことですが、肝心の「その深み」が僕にはさっぱり感じ取れないのが困りもの。
ちゃんと専門性のあるディテールを描くのが当たり前になっている格闘系漫画が百花繚乱という状況下で、ちょっと古いんですよねこの人のスタンスは。通用しないと言うか。そういうつもりはなくても、”精神論”と分類されて終わりになってしまう。するのは僕ですけど。(笑)
『GIANT KILLING』
ふむふむ。面白そうな展開ですね。”サッカーテニス”練習法の狙いは何か、何を測ったのか。次回、乞ご期待。
それと「黒田」または黒田のようなタイプの選手、人格を、切り捨てるのか拾い上げるのか。拾い上げるのならどのように必要性があると性格付けるのか。
・・・・そういえば「杉江」の方はもう、くだんの練習法の意味に気付き始めているみたいな描写もありましたね。ちなみに僕はまだです。(笑)
『じょなめけ』
こちらも分岐点というか予告編的な回。
最後の方で明らかになった、「伝蔵」のシンプルな上昇志向とその揺らぎは何を意味するのか、作品にどういう効果をもたらすのか。具体的には伝蔵の性格に新たな厚みを加えるのか、それとも単なる主人公サイドへの擦り寄り、陳腐化となるのか。
正直僕は今のところ「重三郎」にあまり魅力を感じていない、あるいは伝蔵がインパクトを受けるほどのスケールの”馬鹿”には感じられないので、危惧の方が大きいですが。
独断ですが『絵』から感じられる印象としては、作者の生地はむしろ「伝蔵」(の合理性)の方にあって、作品的な都合や大衆性の為の便宜として重三郎を描いている、そちらに寄っているように感じるんですよね。なるべく自分の資質は素直に出した方が、作品のダイナミズムは大きくなると思いますけどね。
『イカロスの山』
つらい。熱気だけしかない演劇の客席にいて、帰るに帰れない時みたい。
「次号、イカロスの翼が闇に折れる!!」とのことですが、個人的にはハッピーエンド以外受け入れる気はありませんね。本当につらいだけ。
『僕の小規模な生活』
これは言ってはいけないことなのかもしれませんが、ぶっちゃけこの人は奥さんを愛していないんじゃないでしょうか。描写を見てるとそう感じます。全部貧乏が悪いのよ。(?)
『エレキング』
みそなんか入ってないわよ!!
『ムーたち』
お、「複数自分」の話が珍しく継続追求されてますね。やっぱり面白いですよこのアイデアは。
・・・・少ないな。ひょっとして最近面白くない?
定番とベテラン率が高過ぎるかも知れないですね。「空気」漫画ばかりというか。
『今週の所長さんblog』
http://blog.livedoor.jp/at_lanta/
の存在を知らない人って意外と多くいたりします?告知したの結構前ですからねえ。
まあある意味後追い用・バックアップ用のツールなので、それも本願ということで知らなかった人は今からでもどうぞご利用&ご鑑賞を。(笑)

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今週は合併号で、来週は代わりにモーニング2。
だったら『ひまわりっ』は定例の休みを取らないで欲しかったなあ。寂しい。
『バガボンド』
「よくぞここまで 武蔵ありがとう」とのことですが、肝心の「その深み」が僕にはさっぱり感じ取れないのが困りもの。
ちゃんと専門性のあるディテールを描くのが当たり前になっている格闘系漫画が百花繚乱という状況下で、ちょっと古いんですよねこの人のスタンスは。通用しないと言うか。そういうつもりはなくても、”精神論”と分類されて終わりになってしまう。するのは僕ですけど。(笑)
『GIANT KILLING』
ふむふむ。面白そうな展開ですね。”サッカーテニス”練習法の狙いは何か、何を測ったのか。次回、乞ご期待。
それと「黒田」または黒田のようなタイプの選手、人格を、切り捨てるのか拾い上げるのか。拾い上げるのならどのように必要性があると性格付けるのか。
・・・・そういえば「杉江」の方はもう、くだんの練習法の意味に気付き始めているみたいな描写もありましたね。ちなみに僕はまだです。(笑)
『じょなめけ』
こちらも分岐点というか予告編的な回。
最後の方で明らかになった、「伝蔵」のシンプルな上昇志向とその揺らぎは何を意味するのか、作品にどういう効果をもたらすのか。具体的には伝蔵の性格に新たな厚みを加えるのか、それとも単なる主人公サイドへの擦り寄り、陳腐化となるのか。
正直僕は今のところ「重三郎」にあまり魅力を感じていない、あるいは伝蔵がインパクトを受けるほどのスケールの”馬鹿”には感じられないので、危惧の方が大きいですが。
独断ですが『絵』から感じられる印象としては、作者の生地はむしろ「伝蔵」(の合理性)の方にあって、作品的な都合や大衆性の為の便宜として重三郎を描いている、そちらに寄っているように感じるんですよね。なるべく自分の資質は素直に出した方が、作品のダイナミズムは大きくなると思いますけどね。
『イカロスの山』
つらい。熱気だけしかない演劇の客席にいて、帰るに帰れない時みたい。
「次号、イカロスの翼が闇に折れる!!」とのことですが、個人的にはハッピーエンド以外受け入れる気はありませんね。本当につらいだけ。
『僕の小規模な生活』
これは言ってはいけないことなのかもしれませんが、ぶっちゃけこの人は奥さんを愛していないんじゃないでしょうか。描写を見てるとそう感じます。全部貧乏が悪いのよ。(?)
『エレキング』
みそなんか入ってないわよ!!
『ムーたち』
お、「複数自分」の話が珍しく継続追求されてますね。やっぱり面白いですよこのアイデアは。
・・・・少ないな。ひょっとして最近面白くない?
定番とベテラン率が高過ぎるかも知れないですね。「空気」漫画ばかりというか。





