J1第18節 東京V ○2−1● 柏(味の素)
これがスタート。・・・・と、言いたいところですが、今季は何回も”スタート”してるので、もうよく分かりません。(笑)
レッズの方も合わせると短期間にこれで4連続サッカーエントリーで、そろそろ脳がプスプス言い出しています。面白ければ土曜日地上波放送のアニメ版『時かけ』
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でも息抜きにレビュろうかと思ってたんですが、ネガコメしか浮かばないので断念。かといってわざわざ叩くほど嫌いなわけでもないしな。
要はあまりにも”アニメ”で萎えるということですけど。見なくても分かるタイプというか。ジブリものと同様。従順に”偏見”を受け入れる、模範的二級市民。
そういえば代表エントリーなら、続いてもそんなに飽きないなあ不思議に。試合は十分につまらないんですけど。(笑)
で、試合ですが、ええと、レイソル、疲れてましたね?(笑)。抜け殻のようでした。
この試合でイエモッツの件をいの一番に挙げるのは、さすがに負け惜しみが過ぎると思いますよ石崎さん。
真面目にそれこそサッカーばっかりやってないで、アニメでも見たら?という感じの(笑)躍動しないレイソルでしたが、対してヴェルディも日程は同様ながらも、フッキ・レアンドロ・服部不出場による単純(かつスムーズ)な人の入れ替わりと、嘘か真か”脱フッキ”の「新チーム」の予感に励まされて、なんか申し訳ないくらいの(?)時ならぬ元気の良さで。
そんな大したことはやってないんですけどね。平本・大黒の2トップのボールを追い裏を狙う活発な動きも、ディエゴまで参加した守備意識の高さも、今のJでは普通というか当然というか、それ自体がどうというものではない。だから石崎監督も意地になって無視にかかってたんでしょうけど、本家こっちだしというのもあって。
ただ”あのヴェルディが”という上昇分と、そしてやっぱりレイソルの落ち方が酷かったので、合わせると結構な差になっていたそういう前半。
レイソル側の”らしさ”としては、むしろフランサ効果でしょう、大谷あたりを筆頭に、何かの時に妙に閃きのある変態プレーを、居合わせた選手が揃って見せて来るので、試合は支配していても一発でやられそうな厭らしさはあった。・・・・なんかいつもと逆だな。(笑)
一方でヴェルディの攻撃は、活発で忠実だけどいかにも”学習中”という感じのやや硬い、さほど効率の良くない感じで、レイソルの低調のおかげでゆっくり実戦使って練習・調整出来てラッキーという。
その中で一つ、スルーパスで抜け出し→深く抉ってマイナスの折り返し→飛び出して来た2列目の選手がフリーでシュートという、正に教科書通りのゴールを決められたのは、今後への勇気となるメッセージと言うべきか、きれい過ぎてあんなのそうそう決まらんよなと言うべきか、半々な感じ。まあ、緩かったですよやっぱり、レイソルが。
ただそれはそれとして、ディエゴと平本の関係性は凄く良かったと思いますね、勿論2点目のPKに繋がる抜け出しも含めて。
タイミング・距離感が合ってるんですよね。だから平本の「突破力」というよりは、「スピード」を活かす形になれている。・・・・フッキとは違い、スピードそのものも平本はあるんですが、体が硬いせいか実は初速があんまり速くなくて、やはり出鼻を捕まって結果として”強引な”突破になっているところが実はあるんですよね。そこをディエゴとの関係でクリア出来ると、本当に武器になる。
まあ前にも言いましたが、蓄積した不信感でクソミソ一緒にされてますが(笑)、ディエゴ&フッキが入ってからの平本は、事実上ほとんど試されていないので、本当のところの相性、何が出来るかは、いい意味でも未定なので、まあ期待しますよ。
で、噂通り、フッキがいなくなるという前提で考えますと。
この日見せた”ニュー”または”ノーマル”スタイルの未来はどうかと言いますと。
まあ、五分五分ですね(笑)。色んな意味で。とりあえず上手く行くだろうし、”絶望”する理由は何も無いけれど、希望を抱けるレベルのものかは。
あるいはフッキ中心でやり続ける場合と、どちらが多く勝ち点を稼げるかも。それが現実的な見方かと。精神衛生は向上するでしょうけど、「幸福」になれるかどうかは何とも言えないというか。元の田沼の濁り恋しきとかになっても、驚いてはいけません。(笑)
結局”普通”になるということは、今まで以上に直接的に監督力が問われることにもなるわけですし、パンチは効いているけどフレッシュさのない、ベテラン中心の主力の構成も問題になって来るかも知れませんし。
この試合でも、逆にチームの古さ・粗さを痛感させられるところはありました。”ブラジル3”に完全に比重を預けて、その淀みにある意味適応していたのを目覚めさせられて。もしもレイソルが完調だったらどうだったか。ストロングポイントが被ってウィークポイントにさせられたかも知れない、あるいは天皇杯でJ1チームに”健闘”する、J2チームみたいに見えたかも知れない。
・・・・ま、そう言うには、さすがにメンバーが豪華ですけど(笑)。だから是非頑張って欲しいし頑張り甲斐はあると思いますけど。
しかしもしフッキ資金が「別会計」から別会計に消えるのでなければ(その可能性は高そうですが)、外国人ボランチとって欲しいなあ。レアンドロは諦めるとして、持たんぞ?菅原・福西では、チームが”動き”始めたら。大野は体調さえまともなら、一応計算出来ると思いますが。
大黒とディエゴの適性を考えると、結局のところ2トップ+トップ下の形は既定になってしまって、またレアンドロにWBでもやらせるのでなければ4バックも決定でしょうから、フォーメーションとしては実は現状ダイヤモンド4−4−2しか無いんですよね、困ったことに。(笑)
となると本当に個人の資質が問われるので。”穴塞ぎ”程度ではなく、要(かなめ)となって、レアンドロを泳がせられるくらいの甲斐性の選手が一人欲しい。やっぱ菅原のところですかね。この試合も注文が多く出されていたようですが。
まあ(左)”サイドハーフのディエゴ”も、少し試して欲しいですけどね。遮二無二”フッキの近く”にいる必要も無くなるわけだし。
適性は適性として、基本的にこの人は「適応」の人なんですよ。実はスタイルなんか無いんです。この日守備していたのも、”改心”したというより(笑)、変わり始めたチームの要求(単なる監督の命令を越えた)をリアルに感じ取って受け止めたということなんだと思うんですね。非常に受動的な知性の人なんですよ。わがままではないけれど、しっくり来ないと意図先行で無理には動けないんです。だから3バックのナビスコとかみたいにバラバラの中に放り込んでも、期待された”ゲームメイク”とかは出来ないんですよ。「合わせる」基準が無いので。
それも含めて、その後ろに一人、意志を発せられる、でもゼ・ルイスのようには出しゃばらない(笑)人がいてくれると、バランスは凄く良くなるかなあと。それに「副官」的動きの出来る真面目な日本人がいれば完璧。大野でも、廣山でも。柴崎?ううむ。
・・・・というのはどちらかと言うとダイヤモンド前提ですけど、やっぱボックスに出来れば、人の回し方としては楽になりますけどね。福西の使い所も出来るし。現有メンバーでもイケないことはないかも。
服部の出停でどうすんだろうと逆に楽しみでしたが、和田が動ける状態とは驚きました。ならばなぜ、と僕も問いましょう(笑)。ともかくまたも福田や足助のSBは見れず。まあいいんだけどさ。別にこちらに納得させる為に選手使うわけじゃないですし。でも見たい。(笑)
チーム全体が元気な中で、土肥のおじいちゃんぶりが嫌でも目立ちました。1m以上動いたり、伸び上がってジャンプしたりするとドキドキします(笑)。何かきっかけは無いものか。
システム上”サイドハーフ”のポジションが無くなって、さっぱり忘れられた感じの河野ですが、飯尾とセットでチビチビ2トップで後半投入とかどうでしょう。李時代の桜井とのそれみたいなイメージで。
平本大黒がそんなに運動量落ちるタイプじゃないのでナンですが。まあ暑いですし、いずれ負け試合ででもチャンスは来ると思いますが。・・・・感じとしては、練習で柱谷監督を納得させられる動きが出来てないのかなあという気もしますね。飯尾なんかは、意識して出場機会作ってもらってる感じですし。
で、何事も無くフッキが戻って来ちゃったら、すっかり新たなる未来へ向いて走り出してしまっている、この気持ちの置き所はどうしましょう?(笑)
東京VがエースFWフッキ(21)放出の方針を固めたことが17日までに明らかになった。荻原敏雄社長(72)は妻の出産のため、18日にブラジルに一時帰国すると説明したが、チームはフッキをコントロール出来ず、田中尚雅強化本部長(52)が放出の準備を進めていた。この日も1ゴールを決めるなど、4月に川崎から移籍し活躍してきたが、わずか3か月でチームを去ることになった。今後は海外を中心に移籍先を探す。
フッキやっぱり退団!パリSG移籍へ(スポニチ)
破格の移籍金5億円とJ初の5年契約で4月に東京Vに加入したばかりのブラジル人FWフッキ(21)が、4カ月足らずで退団することが17日、決定的となった。
(中略)
一方でフランス1部の名門、パリSGが移籍金400万ユーロ(約6億7000万円)の破格オファーを出したことが判明。テオ氏は「パリSG?いいねえ。期待しよう」と笑顔を見せ、交渉が進んでいることを示唆した。
退団フッキがファンに別れ…東京V(報知)
東京Vが放出の方針を固めたエースFWフッキ(21)が18日、成田空港発の航空機で母国・ブラジルへ向け出発した。(中略)
フッキは空港に詰めかけたサポーターに対し「代理人は移籍させたくなかったんだけど、クラブ側が他のチームを、ということになっていたので、こういうこと(退団)になった」と説明した。すでに複数のクラブが興味を示し、欧州の名門クラブと移籍交渉中。
エースFWの退団に、ラモス瑠偉常務(51)は「得点王になる可能性があったのに残念」と厳しい表情。
・・・・スポニチの記事の中にある、「当初25日だった婚約者イランさん(27)の出産予定が早まりそうなことから帰国を申し出たフッキ」というのが、何か非常に心憎く示唆的だなあと思ったりしますが(笑)、それはともかく。
浦和戦の2つの得点シーンの、フッキ(とディエゴ)のプレーには、ちょっと感動しました。
単にねじ伏せてるのでもなく、無理矢理突っかけてるのでもなく、全身をぶつけて粘り強く、集中力と場の細かい動静を最後の瞬間まで見切り続ける一種の”知性”と、今季はほとんど見せていなかった本気のフッキがそこにいました。
馬鹿力だけでは、”日本一のスウィーパー”阿部先生はコケません。
ではいつもは手を抜いているのかと言うと・・・・うーん、本気じゃない、ベストを尽くしてない、いい加減なのは確かでしょうが、ただそれは出せる環境が整っていないという、そっちの方で。
いや、”弁護”してるのとは違うんですよ?環境がどうだろうと、あるいは自分で環境に働きかけて、常に自分が”本気”に近いものを出せる状況を作っていくのが本当にいい選手、コンスタントに実力を発揮する信頼度の高い選手ですから。
ただ彼は常に燃えようとはしているわけです。本気を出そうとはしているわけです。誰よりも出したくてウズウズしていて、その誰よりも発火性の高い”ウズウズ”が、彼のパワーであり魅力であるわけですから。
しかしその闇雲さ、スイートスポットの狭さと、Jリーグの日常という環境が、彼にその機会をなかなか与えてくれない。”体当たり”を受け止めてもらって始めて、彼の心技体は自然に整合し、そこに彼なりの「知性」も働いて”本気”が実現するのですよね。
だが悲しいかなJリーグはあんまりそういうリーグではないわけです。勿論JリーグもJリーグなりに燃えるし、本気を出そうとはしますが、それと彼の本気の”形”の重なりはあまり大きくはない。
ここは情熱の国ではないのです。オタクとわひさびの国なのです(笑)。少なくとも日本人にとってサッカーは常に”学習”の対象であって、賢さと真面目さと要領を自慢し合う競技であって、これからも多分そうでしょう。
たまたまこの日は、東京ヴェルディと浦和レッズという、屈指の横着と怪力を誇る2チームの対決(笑)だったから、また埼スタという特殊な空間だったから、ほろ酔いの殴り合いみたいな試合になって、束の間彼は彼らしくいられて、全てを出すことが出来ました。
また’07のJ2では、完全に”ねじ伏せる”ことで、ややいびつではありますがそれなりの本気度が保証されていました。
だから今後J1でも”ねじ伏せる”体制を作り上げられればそれなりに満足出来る環境は作れるかもしれませんが、それには彼の放埓さと問題を整理して割り切る強さの欠如が、やはり問題になって来るだろうと。
ならばいっそ・・・・やはり・・・・と、思わないではいられません。良いフッキを見たことで、逆に。
どっちが移籍を望んでるかマジかガセかとかとは、まあ別の話としてね。
フランスねえ。むしろトルコとか、どう?(笑)。燃えるぜ。ミニブラジルだし。
審判がどうとかは、あれも嘘ではないんでしょうが、本当は関係無いんだと思います。ブラジル人の”言葉”なんて、たいていは本体ではない。なんか、嫌なんでしょう。端的に。
行きな行きな、この際だから。それで駄目なら、今度こそ反省するだろうし。(しないかな?)
J1第17節 東京V ●2−3○ 浦和(埼玉)
後半の3失点目だけは、なんか余りにも繰り返しで、釈然としなかったですけど。
ええ、結論から言いますとですね、全く両方の立場から見てました、僕は。
”両方”というのは、「代わる代わる」でもないし、「5:5」や「6:4」とかでもなくて、ほんとに両方です。ヴェルディ100%とレッズ100%。
計算合わないって?(笑)
いや、合うんですよ、これが。問題無し。自分でもちょっとびっくりしましたが。両方の脳同時に使っても、全然余裕。むしろそうすることによって、基本レンジが広がって楽な感じがするくらい。
よっぽど今まで&普段サボってたんだなあ、全力出してなかったんだなあと。まあね、出てる選手全員、よく知った(おバカで?)かわいい選手たちですから、どっちと言われてもねえ。
で、そういう見方をしてどうだったかと言うと、非常に楽しかったということです。局面局面の凌ぎ合いの全てを我がこととして、ヴェルディが攻めてる時は”ヴェルディの攻め”と”レッズの守り”を、レッズが攻めてる時はその逆を、同時に他人事でない関心で受け止めながら注視するのは。
ちょっと無い経験でした。普段の試合とは違う。充実という以上の”充溢”。満杯。
ふと思ったんですが、本当にサッカーが好きな人というのは、こういう感じで試合見てるのかなあと。だから1日中見てられるのかなあと。オシムとか。(笑)
つまり通常&現状、”サッカーの見方”というのは割りとはっきり対立的な、2種類で考えられているわけですよね。(自国の)特定チームに肩入れしながらずっと追う、「チーム」中心の言わば感情優位の見方と。
それからチームやリーグにすらこだわらず、サッカーの普遍的な技術的戦術的観点から、その時関心のあるorレベルの高い試合・チームを追う「サッカー」中心の、言わば知性優位の見方と。
この対立は満更ただの単純化でもなくて、例えば”代表サッカー”のような両者が合流する領域では、そこらへんのアングルの違いが、議論の差異や齟齬を生むことはままある。
・・・・いや、あちらがどう思ってるかは知りませんが(笑)、基本「チーム」派の僕としては、ああ、そこでそういう風に話が展開するのは、この人が「サッカー」派である、「チーム」派ではないからだよなあ、もし”自分の”チームに対してなら、もっと違う掘り方があると思うんだよなあと、独特のギャップを感じることはままあります。実際”チーム”を見続けることによってしか開発されない脳というのは、あると思うんですけどね、僕の経験からすると。
言い換えればこれは、狭く濃い見方と、広く薄い見方の対立なわけですけど、しかしもし広く濃い見方が出来れば、それぞれが持つ限界を突破して、サッカーを見る経験は一回り次元の違う豊かなものになるのかなと。
とはいえ今回の僕の”贔屓チームが2つ”という状況は結構特殊なものでしょうから、具体的には対象とするリーグやカテゴリーの全チーム全選手に対する知識と理解と、そこから来る感情移入を、ノーリミットで深め続けるという、そういうことになるでしょうが。そういう人にとっては、「全て」が面白い。「自分の」チームの試合や(特別)「出来のいい」試合だけではなくて。
まあとにかく、面白かったですよ。(笑)
J1第16節 東京V ●0−1○ 京都(味の素)
ならば大黒の初出場は、後に”蔵出しお宝映像”に?(笑)
試合終了と同時に、凄い勢いで記憶が薄れていくような試合でしたが、何がありましたっけ。
・中盤/サイドハーフの構成、優先順位は、どう考えられているのか。
・外すはずのないレアンドロを、右に据え置いたこと自体は正解だと思います。
・半端に左回したり、増してトップ下とかは、無意味。
・あくまで”クロッサー”認定ですからね。逆足サイドに置いても意味が無いというのと。
・中央では純粋に邪魔だというのと。そこどいてよジャマンドロ。
・そこで大野欠場の左には福西が入ったわけですが。これがどうも。悪い意味で左右対称で。
・自由人2人はきついわ。だから僕は逆説的に、この2人が同サイドで縦のポジションチェンジを繰り返すような並びを推奨しているわけですが。
・まあそれはこの”2人”についてだけの話ですけど。
・その自由人福西に、監督は「もう少しダイヤモンドの形をしっかり作りなさい」とやや現実味の薄い要求をしていたわけですが。
・そこでなぜ、このタイミングで使わないでいつ使うという感じの柴崎ではなかったのかというのと。
・たまたま両者が代わる代わる故障しているので、福西と大野の優先順位が分からんというのと。
・普通に見れば大野なんですけどね、どうかな、分からんぞ。
・河野トップ下は、やや無理筋だったのは確かなんですが、大黒(と平本)という新要素を加えて、せっかく動き出したばかりのチームの形を変えたくないというのも、まあ分かります。
・この1試合ということで言うなら、河野左、レアンドロ右のボックスとかの方が見たかった、良さげだったかなと思いますか。
・復帰後の平本は、頑張ってはいるんですが、なんか他人行儀というか、新加入選手のような遠慮をちょいちょい見せていて、なんだかなという。
・シュートとかドリブル突破とか、”思い切った”というタイプのプレーをする時に、あ、出番だ、あるいはここで俺はそういうプレーをすべきなんだと、一瞬考えてる/思い出してるような様子が見える。(笑)
・それで微妙に出遅れ気味になるというのと。
・意外と気ィ遣いなんですよね。悪たれは居直り/照れ隠しというか。
・「気を遣う」ということで言うならば、”新加入”ワシントンのクソマイペースに、必死にフォロー&繋ぎに奔走していた’05年前半のプレーとかも、思い出されますが。
・’06年は自らのコンディション問題で早々に放逐されてうやむやになりましたが、普通にフッキのパートナーとして適任である可能性は、無くは無いかと。
・大黒の場合は、むしろ大黒が1トップ気味に張る感じが現実的かなあと。(その下でフッキが泳ぐ)
・フッキがよっぽど改心して、人を遣うことを心がけてくれたりでもしないと。
・何となくまた少し足が痛いような様子も見せていますが、程々ならば、むしろ朗報かもなと鬼畜なことを。(笑)
・人が余ってとても3−5−2とか出来そうもない(攻撃の枠減らせない)ので、サイドバックはもう、かんぺーでも誰でも、その時動けるやつで誤魔化すしかないかなと。
・ていうかどのみち大して全体が連動した攻撃なんて出来ないだろうから、「CBタィプのSB」で守備が堅くなれば十分と、これは結構確信犯なのかも。
・ただしそれは、大黒加入前の(ブラジル人3人で攻める)構想だと思うので、そこらへんはどうなるのか。
・いっそ服部先生でも力尽きれば、諦めて(?)補強するなり、コンバートを考えるなり、根本的な対応も考え出すんでしょうけどね。
・万年浮いてる吉武とか、どうよ?正直僕自身、ろくに見てないので分かりませんが。(笑)
・関係無いですが、熊本での木島の活躍は嬉しいですね。
・しかし鳥栖のレオナルドは出てないなあ。一柳はCBで出てるけど。
まあなす術もなく、”ディエゴ不在”の試合でした。負けた相手はちとまずいですが。本来なら。
でも1試合は1試合なんですよね、このチームの場合。これはこれ。それはそれ。
ハハハ、駄目駄目でしょう?でも次は勝つかもよ?その次はまた負けるだろうけど。みたいな。
・・・・本当に5割なら残留ですけど。(笑)
「状態が悪い」と心配することも無いけれど、「発展途上だ」と期待を持つこともない。ううむ。
次はいよいよ(?)レッズとの似た者グダグダ対決。
順位的緊迫感はこっちの方が、当事者的緊張感はあっちの方が上ですが。どういう試合になるんでしょう。
J1第15節 東京V ○3−0●千葉 (味の素)
まあこういうチームです。
前半はほんとにスペースが無くて、凪ぎっ放しでした。
お疲れ気味の千葉が慎重に来たのと、平本も入った前線が比較的真面目に追ったことで、かえって自ら狭くしてしまった部分もあり。この暑いのに押しくらまんじゅう。(笑)
ただ体感的に言うと千葉の引き方/守り方は、旧・大宮や札幌みたいな”ザ・ブロック”というベッタリ待ち構えた感じではなくて、こちらの行きたいところ行きたいところ、連携して常に少しずつ先回りするようなそんな感じで、これぞ守備”網”かという(”ブロック”に対して)。うーん、意地悪。
短期間ですが、やっぱり一つ一つ組織のクオリティが高いなあというのは感じられました。
こういう”網”を破るにはそれなりの揺さぶりが必要なわけですが、いつもよりは走っていたとは言え今のウチにそんなコンビネーションや機動力はあるわけもなく、ていうかコンビネーションが無いから機動力が生まれないとも思いますがそれはともかく、前半はほとんどチャンスの予感がありませんでした。
最終的に3−0で勝ってますが、初コーナーがほとんど試合終了間際ですからね、いかにそういうスペースに”人”が入って行けてなかったかという。ジェフのカウンターのクオリティ(個人技術)がもう少しまともだったら、逆のスコアでもおかしくなかったと思います。
その象徴が、ほとんどスピードに乗れずに何も出来なかった、大人しくさえ感じたフッキの姿で、これだけ存在感が無かったのはあの大分戦以来かと。あちらはマンマーク、こちらは連携守備の違いはありますが。
まあ、元々”スピード”は別に無いですからね、フッキは。”突進力”があるだけで。「J1とJ2の違いはフィジカルだ」とどこかの監督さんが言ってましたが(誰だっけ?)、今年フッキがJ2の時ほど楽に出来ていないのも一つにはその差・・・・と言ってもまさかフッキが”当たり負け”するわけはありませんが(笑)、フィジカル的プレッシャーが相対的にきつめであることによって、突進が邪魔されることによって結果としてのスピードが出ないと、フルスペックが発揮出来ていないことが多いと、そんなところがあるように思います。
と、か何とか言ってる内に出たのが、あのシュートですよ、奥さん。全く嫌んなっちゃいますね(笑) 。喜ぶより先に脱力してしまいました、私は。
嫌だ嫌だ嫌だ。あんなものを当てにしながら戦うのは嫌だ。あんな11の倍数の時だけ馬鹿になったようなゴールを。次はいつですか。せめて9の倍数くらいになりませんか。
暴力夫のたまに見せる優しさを慰めに生きるような生活は嫌だ。根はいい人なんです。まあ、そうかも知れないけど。
その後(チームが)躍動し出すのはお馴染みの光景で、あれに即ちで明るい未来を思い描いていいのは、たまにしか見ない通りすがりの解説者さん(注・川本氏)だけだと思います。
しかし、ピクシー名古屋といい、ミラー千葉といい、旬の話題のオサレなチームに、空気読まずに爆勝してしまうのは、ウチの星なんじゃないかという。微妙に予感はあったんですが。(笑)
ただある意味ではゆえなきことでもなくて、余りに整然としたチームには、ウチの乱雑さ小汚さ(オイ)が、度が過ぎて機能性を殺してしまうところはあるかなあと。言葉が通じなくて”話題”に乗ってくれないというか。
じゃあなぜ城福FCには歯が立たないかと言えば、あのチームは実は整然としていないから。組織的ではあるけれど、単に「整然」とした理詰めのチームではないから。あれ自体、”乱”も”汚”も含み込んで成立しているものだから。相性的に、付け込むポイントが無い。
千葉について言うと、この日のポイントが疲労による運動量↓にあったのは確かですが、それ以前にちょっとチームバランスが微妙な時期かなあと。(千葉の)前節FC東京戦で、一人少ない相手に出て行きそびれたあたりでも、感じていましたが。
つまりおさらいすると、クゼ体制下のどん底から、沢入→ミラーとリレーされて、ともかくも開き直りと”組織””秩序”への飢えそのものから、基本的には”がむしゃら”にやることで急激な持ち直しを達成した。そこから一息付くのと警戒されるのと、加えてミラー監督が早くも”柔軟”でかつバランスに目配りした戦いを要求して来て、ちょっとプレーキがかかったというか戸惑っているというか、そんな感じ。
となると今度は、地力や個人能力も、より明からさまに問われる部分が出て来るわけで。この日のように。
すっかり”抜け出し””再生”ムードの千葉でしたが、依然勝ち点差は少なからずあるわけで、今後しばらくの結果次第では、結局降格の有力候補のまま終盤にということもあり得るかなと。ウチにとってはありがたいことに。(笑)
”2人”と切り離されてより低い位置で活動することで、レアンドロの機能性というか使用価値が高まったのはまあ、予定通り。クロスはいいよねえ、融通性が高くて。上手く使いたいけど。
ただ2トップで、ボックス(に近いダイヤモンド)でと、ニュートラルなやり方になったことで、「こう機能させる」という分かり易いイメージが(4−5−1や4−3+ブラジル人3人のような)無くなったとも言えて、そうした結果問われるだろうより本質的なチームを動かす能力の要求に、柱谷監督が耐えられるかは疑問。・・・・何と言うか、強いチームのやり方ですよね。万事中を取った。
まあ大黒様に合わせてランクアップ!と、言えばそうですが。2トップにはしなくちゃいけないだろうし。ある意味では”強い”はずのメンバーですし。
個人的には「福西とレアンドロの右サイド」(のコンビネーション)が結構気に入ってたので、外れたのが福西でズルっという感じ。その為にボックスにしようかと思ってたくらいなのに。
そろそろ土肥→義成かなと思ってた人も多いでしょうが、まだのようですね。
福田の右サイド起用は、まだどころか永遠に無いかも(笑)。かんぺー使ってまで何がそんなに気に入らないんだろう。試しに(?)見せて欲しいですけど。出来ればついでに足助なんかも。
生き別れの平本と飯尾ですが・・・・。決めなきゃねえ、あれ(ら)は。フッキがあれを決めちゃった日だけに。余りにもシンボリック。
柴崎は絶賛使い方模索中なので、初おめゴール(”正月”?)も基本的には単なるデータの一つ。まだ、何とも。
そう言えば次はディエゴがいませんが。
ベンチにオサマの顔を見た時は、監督、ブログ読んでるのかなとつまんないことを考えてしまいました。
見せろってそういう意味じゃないよ?ちなみに。
おおぐろ大臣!くらいしかない。サンプロ見てる人にしか分からんよな、こんなの。
大黒将志選手移籍加入のお知らせ(ヴェルディ公式)
セリエA トリノFC所属・大黒将志選手の東京ヴェルディへの完全移籍による加入が決定致しましたのでお知らせします。(中略)
●大黒選手コメント
「自分を必要としてくれて、熱心に誘っていただいた東京ヴェルディに感謝しています。
子供の頃からの憧れである名門ヴェルディの一員となれたことをうれしく思います。
久しぶりに日本のファンの皆さんの前でプレーできることをとても楽しみにしています。
イタリア・セリエAでの2年間の経験を生かし、自分の持ち味を発揮して、名門ヴェルディの復活に貢献したいと思います。 東京ヴェルディ 大黒将志」
いやあ、来ちゃいましたねえ。だから言ったんだ、スポニチはやるって。(言ってないか)
するとじゃあ、フッキ・レアンドロ脱走未遂事件も、マジネタだと言うことか?
それとも壮大なフリ?大陸横断クロス?
まあいいけど。
ここまで読んで喜んでるように見えたら、謝ります&誤りです。
単にハイなだけです。バランスがおかしいだけです。
そう言えばようやくニュー眼鏡が届きました。見え過ぎてしばらく頭痛がしました。
大黒はまあ、いい選手ですよ、基本的には。
いっときは確かに、日本人離れした”リアルストライク”能力を示していました。
あちらでは所詮日本人以上ガイジン未満だったのか、適応に手間取ってる内に錆び付いたのか、それは分かりませんが。
ようやく裏で(or点で)受けてくれるスルーパスの受け手が出来たという意味では、ディエゴには朗報かも知れません。あるいは意味の無い想定ですが、今年の頭からとかいてくれたら、中心にチームを作っても良かったかも知れません。ただね・・・・
まず誰もが思うことでしょうが、戦力バランス的にどういう補強なのだろうかということ。
・フッキに加えるのかフッキと組み合わせるのか、フッキの代わりを睨んでのことなのか。
・最後じゃないとすれば、補強ポイントは優先順位的にそこなのか。
・だいたい誰持って来ても”フッキ”というブラックホールに呑み込まれそうで、金の遣い甲斐が....
・つ平本....
・いずれにしても今みたいな使い方を続ける気なら、レアンドロは要らん。面倒なだけだ。
・死ぬ前に一度オサマを見せろ。
・・・・なんか段々話がずれて来てますが(笑)、まあいち戦力としての大黒そのものは、よっぽど錆び付いてない限り意味が無いことはないでしょう。フッキなりレアンドロなりと、外された方がヘソを曲げたりという危険はあるかも知れませんが。
いずれにしても現場の専権事項で、あんじょうやってやとしか、今の段階では言えません。
そうですね、フッキがキープ力でポスト的に働いて、そこから大黒が飛び出すみたいなコンビが出来たりしたら、一番丸く収まりますかね。(しかし平本・・・・)
じゃあ何で「喜んで」はいないかと言うと。
まあ、”頑張って”ますよね、ありていに言って、強化の人。(日テレ?)
シーズン前の土肥、那須、福西、レアンドロ。
開幕後のフッキに、そして大黒。
とても数だけとか”アリバイ”とは言えない、大変立派な補強選手の顔ぶれ。
後ろの方の選手は間違い無くプラスで、前の方の選手は僕なら獲らない(違う選手を獲る)ですが、個々の基本能力的には直で批判されるようなものでは全然ない。全くない。これ以上どうしろと?と涙目で言われたら(笑)、とりあえず肩は叩いてあげないといけない。
が、しかし、この漂う暗雲、開けない視界。
一番身も蓋も無く言ってしまえば、本当の補強ポイントは監督だよ!ということになってしまいますが。そのことがこうした補強でボケてしまうというか、これだけの力の入った補強をするなら、現実的にそれは遠いのだろうなと感じるというか。
更に言うならその監督の能力不足(だけじゃないですが)によって、最早どこが力点なのかどこをどうしたらどうなるのかも分からなくなりつつある半端なチーム状態に(参考)、それなりに大物だけど決して指針を示すタイプなわけでもない選手を獲って来てしまう気持ちの悪さというか勿体無さというか。
・・・・あ、てめえ人がコンビニ行っている間に勝手に徴兵しやがったな、武装度まで上げてやがる、いつ使うんだこの兵隊、金と兵糧は足りるのか?まだ方針定めてないんだから余計なことするなよ。ん?そのくせ訓練度は全然上げてねえじゃねえかよ。(笑)
それでいざとなった時に監督資金が足りません、内部昇格か毎度お馴染みOBで許してとか言われてもねえ。Jリーグは監督っすよ、監督。
とまあまたぞろ単なる監督批判ぽくなってますが、ちょっと違うんですよね。
繰り返しますが頑張ってるわけですよ。頑張ってるんだけど、それがあんまり効率的ではないというか頑張ってるだけで本当に目算があるようには見えないというか。そのくせ金だけは確実に出て行って、あちこちに何となく顔が立たない感じになって。チームにも変な肉だけ付いて行って。
悪者はいないんだけど(悪餓鬼はいますが)、進めども進めどもハマる泥沼よと。
そんなチームの風景に、”朗報”がむしろ駄目押しに感じるという。
まあ多分、「得点力不足を解消するピンポイントの補強」のつもりなんでしょうね。その程度の考え。間違いとは言わない。間違いとは言わないけど。
なんかもう、ただ遣うなら地球温暖化防止にでも遣ってくれという感じすらする今日この頃ですが。(笑)
それか忠義立てして他のJチームの誘いを断ったらしい、ゼ・ルイスでも獲ろう。レアンドロなりフッキなり売っ払って。・・・・まあ本当の理想は、日本人FW中心体制を考えているという一部の噂が本当だということですけどね。監督問題を抜きにすれば。少なくともその緊張感を持って、フッキ/レアンドロ(問題)に対処出来るなら。
ちなみに”本当の”心配は、実際問題フッキなんて売れるのか?レアンドロの方は買い手自体はいるでしょうけれど、金銭的に少なくとも損をしない取り引きが出来るのか?この2人について・・・・ということです。
代理人がうるさ方ということも含めて、どうにも足元見られそうなチーム状況で。
しかしどれだけあるんだウチの”埋蔵金”。3年半契約だって?だからそんな金があるなら地球温暖化に(以下略)
J1第14節 東京V ●0−2○ 大宮(熊谷陸上)
というのが感想の全てなんですけどね、ほんとは。・・・・おっ、大胆だなあ(笑)。よっぽど僕も、これですまそうかと思いましたけど。
色々あるようで何もない。
要は賞味期限切れなんですよねこのチーム。全ての要素が、全ての希望が。
真面目な話、戦前も戦後も、平本の存在が一番フレッシュで唯一ホープフルだと思うんですが、それに賭ける虚しさも、それに期待するはかなさも、言わずと知れてることで。まあ今更別に批判ではないですけど。彼は彼でしかないというだけで。
なんで「何もな」くなってしまうかと言えば、何か(色々)あっても何一つまともに磨かれない、掘り下げられない、広げられない、まとめられない、続けられないからで。これまでそうだったし、これからもそうだとしか思えないし。狭ーくて浅ーくて短い、希望や変化の可能性をどう組み替えたところでタカが知れてるというか、行く末を見たいと思えないというか。
「監督批判」・・・・なのかなあ。結果的にはそうなるか。
そこしか変えるところはないし、そこでしか変わらないだろうし。この現状にどんな選手を連れて来ても、焼け石に水兼穴の空いたバケツで水を掬っているようだろうし。それ自体やその結果を、そもそも「見たくない」わけだし。
むしろ”引き算”の方が可能性はあると思いますけどね。(少なくとも前段階としては)
まあ”改革”の鉄則と言えばそうですけど。
より本質的には上のエントリーで言っているように、「もやもや」と中途半端なクオリティ(の要素)や希望があるのが一番困るわけですけど。
監督が悪いったって、気が○ってるわけでも真面目にやってないわけでも、明らかに間違ってるわけでも失敗しているわけでもなくて。要は純然たる力不足なわけで。選手ならそれに応じて出場機会を選べばいいだけですけど、監督はフル出場が前提(笑)だから問題にせざるを得ないだけで。感情的には余り気勢も上がらない。(笑)
まあ短くないブレイク後初戦のこの「変わらない」感「何もやってない」感は、実体不足の監督の率いるチームの典型的なものですし(最初くらい、”何か”あるものですよ)、本意でないとは言え両外国人抜きで作っていたチームに、いきなりその遅参組を放り込んで「やっぱり駄目だった」という結果は、批判されても仕方ないでしょうけどね。
倫理や気概を犠牲にして結果を拾いに行ったのにそれも拾い損ねたという、言ってみれば岡田ジャパンのアウェーバーレーン戦的な試合。
・・・・しかし次の監督と言ってもねえ。どのみちフッキという巨大な”コブ”つきでは、再婚条件だって厳しい(笑)。陣容の平均値はともかく。やりたかないよ、こんなチームの監督。
現実にフッキへの対処ということを考えたら、多分ブラジル人監督しかないんだろうと思いますけど。しかし、それではよっぽどの名将か変り種でもない限り、新監督ではあってもチームの体質は変わらないことになる。成功失敗以前に。ここまでの戦いが示している方向は、明らかにそうではないわけで。
まあ一つ言えるのは、元に戻ったということですかね。J2降格以前の状態に。
ほぼゼロからそれなりに紡ぎ続けて来た”再生”の細い道筋から、どうやら完全に迷い出てしまったらしい。昇格後のチーム運営と、フッキ再獲得(とその融合の失敗)によって。
元々偶然に多くを負ったか細いものではあったんですけどね。結局中途半端に上手い選手を揃えた、中途半端に金満な(イメージの)チームに逆戻り。今日も風任せ〜。
ていうかやられたよスポニチには。(笑)
フッキとレアンドロの”暗躍”がどれくらい事実だったのかは、この際あんまり関係無いんですよ。
ただこちらが意地として義理として、ファンの”プロ”として無理矢理押さえ込んでいた現体制への潜在するうんざり感を、ピンポイントの煽りで見事に引きずり出されてしまったパンドラの箱を開けられてしまった。・・・・ちなみに最近のパンドラの箱の場合、”希望”は最初から別売りとなっております。
いやあ、切れた切れた。
まあ3ボランチ移行からこっち、見る見るJ2の2年間で蓄積していた愛情貯金は目減りしていてはいたんですけどね。スタメン紹介でアナウンサーが、「ディエゴ、フッキ、レアンドロ」と、3人の名前を(続けて)読み上げる、その一人ごとに試合前のテンションが下がって行くのが、どうしようもないです。
いいでしょう、結果だけ咥えて来てください。・・・・来ねえ〜んかい!(笑)
元々ね、別に”面白い”サッカー”凄い”サッカーなんて期待しているわけではないんですよね。
こんな2.5流のリーグの、2部から上がりたてのチームに。これはまあ、原則的には全ての特定”チーム”のファンに本来は言えると思うというか、持っておくべき覚悟だとも思うんですが。
そういうのは・・・・臨時ボーナス、たまのご褒美。(笑)
では何を見ているかというと、それは”チーム作り”そのもので、その過程への感情移入から生まれる愛情や喜びや誇りで。あるいは自分の物語で。
だから困るんですよね、中ぶらりんは。動きが感じられないのは。むしろどん底より。
相対レベル問わず。それが”つまんね”ということで。
でも次あっさり勝ったりするかも知れませんけど。
例えば”勝ち点”(や得点)が売り上げそのものの普通の”ビジネス”なら、僕がその会社の株主だとでも言うのなら、黙々と積み上げることを目標とするに原理的に不足はないでしょうけど。
またそれ(サッカー)で生活している人たちは、”つまん”なくても粛々と励むべきでしょうけど。
まあまたなんか見つけるよう、努力してみますけど。いつにも増して、厳しそう。
・・・・ね?一言で終わっときゃあ、良かったでしょ?(笑)
飽きさせないねえ。我がチームは。
東京Vのブラジル人FWフッキ(21)が今月中にも退団し、海外移籍を計画していることが13日、明らかになった。すでにクラブにも希望を伝えており、関係者によると「代理人と話し合いに入っている」という。
フッキは起用法への不満から開幕後1カ月足らずで川崎Fを退団。4月2日にJ初の5年契約という破格の条件で東京Vに電撃移籍した。だが、今度は判定への不満を募らせ、4月12日のFC東京戦で退場になった際には審判に暴言を吐いたとされ、3試合の出場停止処分も受けた。それ以来「Jリーグ、ムリ」「日本、ムリ」が口癖。「世界中どこに行っても審判はいる」というチームメートの説得にも耳を貸さない状態が続いている。
監督の能力、選手の質、やり方、それぞれの兼ね合い、はっきり言って、今のヴェルディはどの点をとっても「全然駄目」・・・・ではないんだけどさりとて「計算が立つ」というところもなくて、非常にもやもやした感じでむしろそこが一番危険だと言えないこともないので、大きな不確定要素が一つ消えれば、それだけ整理がし易くなってかえっていいかと、そういう方向で、淡々と。
後は・・・・金!の問題ですね。そこだけきっちりお願いします。
東京Vは5日間のオフを経て、14日から練習を再開。
だが、MFディエゴ(24)は12日にブラジルから戻ったものの、フッキとFWレアンドロ(27)は13日夜になっても再来日していない。
ディエゴは帰って来てたのか。いい加減うんざりしてるんじゃないかと密かに心配していたので、まずは安心。君さえいてくれれば!(笑)、とりあえず。
レアンドロはどちらでもという感じですが、さすがにこんなことが続いたら代理人の方の信用問題になるでしょうから、まさかとは思いますが。
移籍金入ったら何(誰)買おっかなあ。ルンルン。
まあね、フッキは要するに叱っても通じない動物みたいなものなので、いるならいるで無理にでもニコニコ愛し続けるしかないんですが、元々はいないつもりの、いなくて上等のつもりの選手だったのでね。元に戻っただけです。
むしろやっぱり残留!の方が困るかも。(笑)
ナビスコ杯第4節 東京V ●0−3○ FC東京(味の素)
終わってみれば実力差通りでしたが、展開次第では・・・・。両方とも、気前良くチャンス逃がし過ぎ。
前半はほとんど、二つほど世代の違う人工知能どうしの戦いを見ているようで、ある種壮観。
・・・・勿論、ウチが”旧世代”の方ね。(笑)
人を並べるまででほとんど仕事が終わりで、その先の”動き”まではイメージし切れない柱谷監督のチームと、「その先」(の”動き”)どころか、”動き”の方を先にイメージして、そこから自在に人の配置を決められる城福監督のチームと。
柱谷監督の名誉の為に(?)言っておくと、僕が知る限りJリーグの歴代の日本人監督で、その域まで達しているのは今のところ城福監督くらいで、他は押しなべて城福監督と柱谷監督の中間・・・・からどちらかと言えば柱谷監督寄りに、能力分布を形成しているように思います。(外国人まで入れると、それが城福監督寄りに傾く?)
最近口走ったことと関連付けて言うとすれば、この段階にまで達して、初めて胸を張って、「フォーメーションはどうでもいい」ということが言えるのだと、そう思います。
後は形と機能性が膠のようにくっ付いているか、形の範囲での動きか。
それでも上手く行くフォーメーション、行かないフォーメーションというのは、自ずと出て来てしまうものですしね。
と、それくらい、気持ちいいくらい思考&連動スピードの違いを見せ付けられて圧倒された前半でしたが、開始早々にブルーノ・クアドロスの不意打ち的な一発が決まった以降は、チャンスを量産しながらなかなか2点目が取れないFC東京に対し、ヴェルディは”対応”は出来ないながらもそれでもちょっとした隙から那須やレアンドロが決定的なチャンスを掴んで、下手したら前半2−1くらいで終わっても、サッカーの試合としては割合ありがちな風景だったと思います。(笑)
不条理なスポーツですよね、ほんとに。
結果むしろFC東京のペースが落ちた後半に2点を奪われて”完敗”したわけですが、取られた2点は単純なマークミスと”前がかりの裏”というどの試合でもありそうな形で、試合内容の本質的な差とはあまり関係の無いもので。別に文句は無いけど気持ちが悪い。(笑)
フッキがもう少しまともにやってくれたら、勝敗そのものは結構分からなかったかも。
普段はどちらかというとフッキの「持ち過ぎ」を肯定的に見ている僕ですが、この試合のフッキのいただけなかったのは”勢いに任せて突っ込む”のではなく(これならまあいい)、勢いが無くても、考え直す/周りを見回す余裕があっても、一瞬そうしている様子が見えても、それでも捨て鉢に一人で突っ込んでしまっていたことで、余りにも見え見えで相手は余裕を持って対応出来るし、何より備えて待っている味方が馬鹿馬鹿しくなってしまう。
こんな子供に付き合ってられるかと、今更ながら、我が身を省みてしまう。(笑)
ここまで酷い事になったのも、一つは一回完全に試合を支配されて、本当の意味で「個人」でやるしかないような感じになってしまったというのは、それはあるとは思いますが。
そんな中で、キレずに黙々とこの日も潤滑油役をこなしていたレアンドロには感心しましたが、それがタスク意識によるのか単なるマイペースなのか(笑)、そこらへんは今もって半信半疑です。
もう一度試合について言うと、こういう試合、特に前半になったのは必ずしもチーム力監督力の差だけではなくて、久々登場のブルーノ・クアドロスに加えて前節磐田戦から戦列復帰した、FC東京のエメルソンのモチベーションの高さというのが大いに関係していたと思います。(それともう一人のブラジル人、カボレとのからみの良さと)
つまり・・・・FC東京にとっても特別な試合だったということですね、それにぶつかってしまった。
ちょうどあれです、フッキ復帰戦の5節神戸戦みたいなものです、ウチで言えば。なかなかああいう勢いに抗するのは難しい。
いつもこんなんじゃないんですよ(笑)、ここまで相変わらず毎試合見てますが。どちらかというとチョロチョロと立ち上がって、さあいつ監督が采配で”スイッチ”入れるかという、そういう感じの試合が多い。MXの放送席もびっくりしてましたね。(笑)
最初からスイッチ入ってるなんて聞いてないよ。しかもナビスコで。
まあ分かんないですねこのチームも。城福監督が”ニュータイプ”だということには一定の確信がありますし、エメルソンも復帰してますます面白い駒が揃っては来てますけど、最終的にどこまで「強く」なれるのかは。
案外ここまでなんじゃないかという気もします。”色々”やれるチームが、必ずしもシンプルなチームより強いとは限らない。可能性は可能性。
それとも関連しますが、FC東京ならずとも今後とも世代の若い人工知能に恥を掻かされる危険は大きい(笑)、”旧世代”の柱谷ヴェルディですが、どうしたらいいかと言えば気にしないことだと思います。(笑)
サッカーは知恵比べの面も大きいけど、知恵比べそのものではないので。勝てない知恵比べには参加しないで、こっちのペースに、泥仕合に引きずり込むことを考えた方が得策。
この試合だったらFC東京の早いパス回しには付き合わないで、ひたすらゆっくりゆっくり、大きく回して試合のペースを落としてしまえばいいわけですよね。せっかく(?)横にだらりと、人が広がって配置されてるわけですし。覚悟を決めて、”南米のチーム”に徹するというか。
別にいつもそんな特殊な戦いをする必要も無くて、難敵、この日のFC東京のように、特別出来のいい相手にぶつかった時だけでいい。
どのみち全部勝たなくてはいけないランクのチームでもないわけですし、やられる時はやられるし、やられたらやられたでしょうがない。そういういう意味でも、気にしないことじゃないかと(笑)。なんか少し情けない話になりつつありますが。
とにかく出来ることをきっちりやって、勝てる相手に勝つ。勝てない相手にも被害を最小限に押さえつつ、あわよくばのチャンスを窺う。ともあれ1発の期待はあるチームなわけで。我慢してれば。
チームが質的に向上してくれれば一番いいですけどね、ちょっとなかなか期待が不透明なので。でもそんな滅茶苦茶悲観するような戦力でもないわけで、短気起こさずやりましょうと。慰めにならない?(笑)
和田のキックはいいけど、”クロス”という感じじゃない(曲がらない)ので、いずれは左に回してシュート打たせた方がいいのかなとか。
3ボラ移行後、河野の交代がどうも形的にハマらないのが悩み。「後半ボックスにした」というのは、河野左MFでディエゴフッキ2トップということ?今のところは1トップの時のサイドハーフか、2トップならFWの位置のどちらかみたいですね。
J1第13節 東京V ○4−1● 清水(味の素)
・・・・と、いう認識を確認させる”快勝”。判定「問題」がすっきりしたのは、ほっとしました。
今のヴェルディの4−3+3がどういう”システム”なのかについては、多くの人が特定しかねているようで(笑)、ラモキム対談等15周年企画を目当てに買ったマガジンに載ってた、10〜12節分の評を見る限り、どうもマガジンのヴェルディ担当者はあわよくば「バルサ4−1−2−3」的なイメージで見たいと思ってるフシがあります。(笑)
・・・・つまり「ディエゴ(エトウ)−フッキ(メッシ)−レアンドロ(ロナウジーニョ)」の3トップということですが。
さすがに直接そう表記してあったのは、圧倒的に主導権を取れた札幌戦のみでしたが、3節共通して福西と大野の位置を高めに、つまり菅原アンカーの2枚インサイドMF、あるいはダイヤモンドっぽく表記してあるところなんかが。”3ボランチ”というよりは。
まあそうならいいんですけどね(笑)。でもちょっと明らかに過大評価というか、期待し過ぎというか。
とにかくそれだけ分かり難い、特にフッキとレアンドロの”2トップ”が、どうしても額面通りに受け取り難いということで。
あっさり言ってしまえばノールールで好きにやってるだけで、別にどういう”システム”でもないんだろうと思いますけど、実際のこの試合の”3人”の機能の仕方を見ると、この日はこれまでとまた少し違った回転の仕方をしていたように思います。
キーとなったのはレアンドロの動きで、守備もマメにやって「ゴールへ」というよりはもっと縦横広範囲に動くという基本は変わらないんですが、慣れて来たのかそれがもっと確信犯的に、更に広範囲に積極的に展開していて、昔Izmさんがちらっと言っていましたが、本当に廣山じみて来たとすら思います。
それを明らかに好きでやっているので、”狂気のアタッカー”みたいな前評判はいったいなんだったのか、全くいつもながらマリーニョ情報はアテにならん(注・Foot!)という感じですが(笑)、とにかくほとんど最終ラインまでカバーに駈けずり回る”活躍”の中で、オールエリアを担当しつつも不可避的に高い位置でのプレー機会の比重が減って(低めの位置でのそれが増えて)、それによって何が起きたかと言うと、「使う人」「作る人」としてのレアンドロの顔が頻繁に出て来るようになった。
・・・・いや、見事なシュートも決めたしこの試合はゴールへの動きも積極的だったという反論があるかも知れませんが、何というかそれは”ついで”なんですよね。
全体的に活発になる中で、そういうプレー”も”出て来たということで。別に「シュート意識」が高まったわけではないし、アタッカー・アイデンテイティに目覚めたわけでもない。あるプレーを特定的・逆算的に強化するのではなく、全体のレベルが上がる中でその一環として向上するという。
なんか日本人FWみたいなプレー構成だなと思いますが。それこそ柳沢。
本当にそういう人なんじゃないかと思うんですけど。シュート打て打てと言われるの、凄い嫌なんじゃないでしょうか(笑)。柳沢も頑としてウンと言いませんよね。
こういうブラジル人もいるんだなあ。
それでも多分、これまでは、やはりFWとしての、”ラスト3分の1エリア”の選手としての義務感や縛りが勝っていて、それで「打たない」「縦に抜けない」怖さの無いアタッカーという面が主に出ていたのが、自由度の高いシステムで試合を重ねて慣れることで、副業的にやっていたプレーをより大っぴらに、というよりそれを含んだ全体として自分のやりたいようなプレー構成で思い切って出来るようになって、さほど得意でない部分のクオリティまで上がったと、そういうことかと。
あれで”我慢”してたんですね。フッキの”我慢”とは真逆ですが。(笑)
とにかく「決める」「仕掛ける/仕上げる」より少し前の段階のプレーが増えるにつれて、言い換えると「ディエゴ」と「フッキ」「レアンドロ」ではなくてむしろ「レアンドロ」と「ディエゴ−フッキ」みたいな構図のプレーが増えて、起きたのはカウンターのスピード感/スムーズさの向上で。
つまりこれまでレアンドロが「使われる」「決める」側に組み込まれることによって、停滞していた。勿論レアンドロの使う技能の確かさという意味も含めてですが。
そういう意味で、上で「廣山じみて」来たと言いましたが、実際は廣山よりも更に使う側というか使われ下手というか、単純にエリアが低いというか。
こうなると今すぐということではないですが、いずれ真面目にボランチ的な起用も考えるべきかもなとも思いますが・・・・どうなんでしょう。好きで自然にやってるのと、タスクとしてやるのは別ですから。やはり”変なFW”という以外の位置付けは難しいのかもという気もしますが。
まあやらしてみて考えましょう(笑)、必要が出て来た時に。(福西や大野の怪我とか)
そこらへんも含めて、この試合の3人の関係の回転の仕方はなかなか良かったと思いますが、あくまで「回転」であって次どうなるのかこれがやり方として確立して行くのか、あるいはより強い相手でも出来るのかは、正直まだ覚束ない感じがします。
要は偶然のバランスなんじゃねえの?と。
ただ再三入れ替わりなども見せたレアンドロと福西の右サイドの関係性自体は本物になりつつあるかなと思うので、例えば”福西右ボランチレアンドロ右ハーフのボックス4−4−2”とか、今後の融通性・ヴァリエーションの可能性などは、結構見えたような気はしたかなと。
監督かレアンドロの少なくともどちらかが、僕の期待以上の理論力を見せてくれれば・・・・色々とやりようは・・・・。
勿論、今のやり方のブラッシュアップということも含めてですが。
あれ?ほぼレアンドロ話だけでこんなに書いちゃいましたか。一回切ります。(笑)









